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中国新疆ウイグル自治区のケリヤ(于田)県ダリヤブイ郷に砂漠の奥地から移ってきたばかりの牧畜民は、すでに黄砂の中から「金」を掘り当て始めている。今年は千ムー(約67ヘクタール)にわたり作付けした低木「梭梭(ソウソウ、Haloxylonammodendron))」と中薬材(中国伝統医薬の原料となる生薬)の「大蕓(だいうん)」が、居住地を移した牧畜民の「打ち出の小づち」となるだろう。大蕓は肉蓯蓉(ニクジュウヨウ)とも呼ばれ、梭梭の根に寄生して育ち、中薬材として利用される。人工栽培される梭梭は、防風と砂防の役割を果たして生態環境を改善できる上、根に大蕓を寄生させることで人々に収入をもたらすこともできる。同郷はタクラマカン砂漠に200キロほど入った場所にあり、約1300人の牧畜民がケリヤ川に沿って散らばり、中国で最も砂漠の中心に近い場所で生活している。地元政府は2016年、生態環境の急激な悪化と「貧困脱却の堅塁攻略」の両面を考慮し、移住・転居による貧困救済事業を始動した。牧畜民の引っ越しはすでに完了している。(記者/宿伝義)<映像内容>生薬栽培の様子、撮影日:撮影日不明、クレジット:新華社/共同通信イメージズ
登録日時: 2020年04月24日 00:00:00
「新華社」居住地移した牧畜民、生薬栽培で貧困脱却新疆ウイグル自治区
中国新疆ウイグル自治区のケリヤ(于田)県ダリヤブイ郷に砂漠の奥地から移ってきたばかりの牧畜民は、すでに黄砂の中から「金」を掘り当て始めている。今年は千ムー(約67ヘクタール)にわたり作付けした低木「梭梭(ソウソウ、Haloxylonammodendron))」と中薬材(中国伝統医薬の原料となる生薬)の「大蕓(だいうん)」が、居住地を移した牧畜民の「打ち出の小づち」となるだろう。大蕓は肉蓯蓉(ニクジュウヨウ)とも呼ばれ、梭梭の根に寄生して育ち、中薬材として利用される。人工栽培される梭梭は、防風と砂防の役割を果たして生態環境を改善できる上、根に大蕓を寄生させることで人々に収入をもたらすこともできる。同郷はタクラマカン砂漠に200キロほど入った場所にあり、約1300人の牧畜民がケリヤ川に沿って散らばり、中国で最も砂漠の中心に近い場所で生活している。地元政府は2016年、生態環境の急激な悪化と「貧困脱却の堅塁攻略」の両面を考慮し、移住・転居による貧困救済事業を始動した。牧畜民の引っ越しはすでに完了している。(記者/宿伝義)<映像内容>生薬栽培の様子、撮影日:撮影日不明、クレジット:新華社/共同通信イメージズ - 撮影:
- 提供元: 新華社
- データ詳細: HD / 25fps
- 商品コード: 2020042803238