拡大画像はログイン後にご覧いただけます
本映像はログイン後にご覧いただけます
2020052300715
中国国家林業・草原局の東北虎(アムールトラ)・東北ヒョウ観測研究センターは19日、吉林、黒竜江両省の省境にあり、ロシアと朝鮮に接する東北虎・東北ヒョウ国家公園の衛星、無人機、地上を組み合わせた「天地空一体化」観測システムが、希少な野生動物の白いノロジカの活動の様子を撮影したと発表した。同公園で白いノロジカが観測されたのは4月5日に続き2回目。同公園大興溝分局管轄区域で4月14日、観測システムが珍しい動物の映像を撮影した。カメラは黄色と白のシカ科の動物が林の中で活動する様子を記録していた。同センターの馮利民(ふう・りみん)副主任の鑑定により、2頭はノロジカと確認された。黄色は雄、白は雌で、白い方は希少な白いノロジカだという。ノロジカは哺乳綱偶蹄目シカ科ノロジカ属の一種で、国の「三有」保護動物(国が保護する有益で、重要な経済的、科学的研究価値を持つ陸上野生生物)に指定されている。通常は黄色だが、白いノロジカは珍しい白化現象が起きたとされている。馮氏によると、古代において白いノロジカやシカは国の宝や神獣と見なされてきた。ただ、歴史上で白いノロジカに関する記録は非常に少なく、1981年に内モンゴル自治区で1度発見されたのを除くと、文献上では18世紀の清代乾隆年間までさかのぼる。国家公園体制の試行事業が進むにつれ、同公園の野生動物の個体群は急速に増えており、東北虎や東北ヒョウなど多くの希少な絶滅危惧種も増加傾向にある。(記者/張建)<映像内容>野生の白いノロジカ、ヒョウの様子、撮影日:2019(令和元)年12月11日、2020(令和2)年4月5日、14日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ
登録日時: 2020年04月14日 00:00:00
「新華社」東北虎・東北ヒョウ国家公園で再び白いノロジカを確認
中国国家林業・草原局の東北虎(アムールトラ)・東北ヒョウ観測研究センターは19日、吉林、黒竜江両省の省境にあり、ロシアと朝鮮に接する東北虎・東北ヒョウ国家公園の衛星、無人機、地上を組み合わせた「天地空一体化」観測システムが、希少な野生動物の白いノロジカの活動の様子を撮影したと発表した。同公園で白いノロジカが観測されたのは4月5日に続き2回目。同公園大興溝分局管轄区域で4月14日、観測システムが珍しい動物の映像を撮影した。カメラは黄色と白のシカ科の動物が林の中で活動する様子を記録していた。同センターの馮利民(ふう・りみん)副主任の鑑定により、2頭はノロジカと確認された。黄色は雄、白は雌で、白い方は希少な白いノロジカだという。ノロジカは哺乳綱偶蹄目シカ科ノロジカ属の一種で、国の「三有」保護動物(国が保護する有益で、重要な経済的、科学的研究価値を持つ陸上野生生物)に指定されている。通常は黄色だが、白いノロジカは珍しい白化現象が起きたとされている。馮氏によると、古代において白いノロジカやシカは国の宝や神獣と見なされてきた。ただ、歴史上で白いノロジカに関する記録は非常に少なく、1981年に内モンゴル自治区で1度発見されたのを除くと、文献上では18世紀の清代乾隆年間までさかのぼる。国家公園体制の試行事業が進むにつれ、同公園の野生動物の個体群は急速に増えており、東北虎や東北ヒョウなど多くの希少な絶滅危惧種も増加傾向にある。(記者/張建)<映像内容>野生の白いノロジカ、ヒョウの様子、撮影日:2019(令和元)年12月11日、2020(令和2)年4月5日、14日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ - 撮影:
- 提供元: 新華社
- データ詳細: FullHD / 25fps
- 商品コード: 2020052300715