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12日、隠元禅師東渡366周年と長崎県興福寺開創400周年を記念して鋳造された梵鐘の出発式会場の様子。隠元禅師東渡366周年、長崎県興福寺開創400周年に際し、中国福建省から友好県の同県に寄贈される梵鐘が12日、同省福清市から日本に向けて「出発」した。福建省と長崎県は、長い友好往来の歴史を持つ。同市出身の福清黄檗山万福寺臨済宗の高僧、隠元禅師は明代末期に招かれて日本に渡り、長崎県にある興福寺に住職として滞在した後、京都府万福寺を開創し、日本仏教の一派、黄檗宗の開祖となった。隠元禅師が伝えた仏教理論、建築技術、彫刻、書と絵画、飲食・医薬、出版・印刷、茶道・華道などは日本で黄檗文化を形成し、中日文化交流の重要なきずなとなった。(福州=新華社配信/疎影)=2020(令和2)年11月12日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ
登録日時: 2020年11月12日 00:00:00
黄檗文化が繋ぐ友好、福建省で長崎県興福寺に寄贈される梵鐘の出発式
12日、隠元禅師東渡366周年と長崎県興福寺開創400周年を記念して鋳造された梵鐘の出発式会場の様子。隠元禅師東渡366周年、長崎県興福寺開創400周年に際し、中国福建省から友好県の同県に寄贈される梵鐘が12日、同省福清市から日本に向けて「出発」した。福建省と長崎県は、長い友好往来の歴史を持つ。同市出身の福清黄檗山万福寺臨済宗の高僧、隠元禅師は明代末期に招かれて日本に渡り、長崎県にある興福寺に住職として滞在した後、京都府万福寺を開創し、日本仏教の一派、黄檗宗の開祖となった。隠元禅師が伝えた仏教理論、建築技術、彫刻、書と絵画、飲食・医薬、出版・印刷、茶道・華道などは日本で黄檗文化を形成し、中日文化交流の重要なきずなとなった。(福州=新華社配信/疎影)=2020(令和2)年11月12日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ