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中国湖北省利川(りせん)市謀道(ぼうどう)鎮には、600年以上風雨に耐えながらたくましくそびえ立つ古木があり、「世界で最も古いスギ」の「メタセコイアの王様」と呼ばれている。世界の植物界から注目を集めるこのメタセコイアの木は、樹高35メートル、胸高直径2・48メートル、樹冠幅22メートルで、大人4人が手をつないでやっと一周できるほどの太さ。「メタセコイアの王様」の発見後、中国政府は一連の保護措置を講じてきた。2003年には、湖北省星斗山国家級自然保護区が正式に設置され、「メタセコイアの王様」を含む5700本余りのメタセコイアの原生的な遺伝資源を有する母樹がすべて保護範囲に組み込まれた。2006年には「中国メタセコイア植物園」が設立され、林業スタッフが「メタセコイアの王様」の周囲に柵や避雷針を設けたほか、木の成長に良好な環境を作り出すため、スタッフを毎日派遣して清掃するようになった。メタセコイアは世界的にも古くて希少な植物で、植物の「生きた化石」と呼ばれ、極めて高い科学研究と保護の価値がある。メタセコイア発見以前は、欧米の植物学者は一般に、1億年前に全盛だったメタセコイアは2500年前の第四紀の氷河運動で地球から絶滅したと考えていた。中国の科学者が1941年に、天然のメタセコイアを初めて発見、鑑定を経て命名したことは、近代生物学における重要な発見とされている。(記者/肖芸九、譚元斌)<映像内容>メタセコイアの王様の景色、撮影日:撮影日不明、クレジット:新華社/共同通信イメージズ
登録日時: 2018年12月08日 00:00:00
「新華社」「生きた化石」メタセコイアの王様湖北省利川市
中国湖北省利川(りせん)市謀道(ぼうどう)鎮には、600年以上風雨に耐えながらたくましくそびえ立つ古木があり、「世界で最も古いスギ」の「メタセコイアの王様」と呼ばれている。世界の植物界から注目を集めるこのメタセコイアの木は、樹高35メートル、胸高直径2・48メートル、樹冠幅22メートルで、大人4人が手をつないでやっと一周できるほどの太さ。「メタセコイアの王様」の発見後、中国政府は一連の保護措置を講じてきた。2003年には、湖北省星斗山国家級自然保護区が正式に設置され、「メタセコイアの王様」を含む5700本余りのメタセコイアの原生的な遺伝資源を有する母樹がすべて保護範囲に組み込まれた。2006年には「中国メタセコイア植物園」が設立され、林業スタッフが「メタセコイアの王様」の周囲に柵や避雷針を設けたほか、木の成長に良好な環境を作り出すため、スタッフを毎日派遣して清掃するようになった。メタセコイアは世界的にも古くて希少な植物で、植物の「生きた化石」と呼ばれ、極めて高い科学研究と保護の価値がある。メタセコイア発見以前は、欧米の植物学者は一般に、1億年前に全盛だったメタセコイアは2500年前の第四紀の氷河運動で地球から絶滅したと考えていた。中国の科学者が1941年に、天然のメタセコイアを初めて発見、鑑定を経て命名したことは、近代生物学における重要な発見とされている。(記者/肖芸九、譚元斌)<映像内容>メタセコイアの王様の景色、撮影日:撮影日不明、クレジット:新華社/共同通信イメージズ - 撮影:
- 提供元: 新華社
- データ詳細: FullHD / 25fps
- 商品コード: 2018121020804