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26日、厦門虎渓岩寺の浄心住職(右)を迎える日本・黄檗宗の近藤博道管長(中央)と荒木将旭宗務総長。訪日した中国福建省アモイ(厦門)虎渓岩(こけいがん)寺黄檗文化交流団の一行44人は26日、日本・京都にある黄檗宗(おうばくしゅう)の大本山「萬福寺(まんぷくじ)」などを訪れ、交流や相互学習を行った。また長崎県長崎市にある興福寺(こうふくじ)で日中シンポジウム「隠元禅師と黄檗文化」に参加し、隠元禅師の渡日365周年記念行事を実施した。京都府宇治市にある黄檗山萬福寺は、日本・黄檗宗の大本山にあたる。福建省福州府福清県にある黄檗山萬福寺の住持(住職)隠元禅師は日本で説法をするために、17世紀に招きに応じて来日した。隠元禅師は長崎に到着してから、日本各地の寺を回って説法をするとともに、当時の先進的な文化や科学技術を持ち込み、江戸時代日本の経済社会の発展に重要な影響をもたらした。また、隠元禅師に尊敬の念を抱いていた江戸幕府第4代将軍徳川家綱は彼を引き留め、日本で開山するよう勧めた。その後隠元禅師は日本の皇室に京都に近い宇治に土地を与えられ、寺を建立した。隠元禅師は故郷の福清を偲び、新たに建てられた寺を「黄檗山萬福寺」と名付け、日本で黄檗宗を開いた。黄檗宗は今に至るまで、日本の主流仏教の一つになっている。(京都=新華社配信/鄭松波)=2019(令和元)年6月26日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ ※ファイルサイズの小さい画像です。※画像が荒れています。
登録日時: 2019年06月26日 00:00:00
アモイ虎渓岩寺交流訪問団が来日、黄檗文化に関するイベントに参加
26日、厦門虎渓岩寺の浄心住職(右)を迎える日本・黄檗宗の近藤博道管長(中央)と荒木将旭宗務総長。訪日した中国福建省アモイ(厦門)虎渓岩(こけいがん)寺黄檗文化交流団の一行44人は26日、日本・京都にある黄檗宗(おうばくしゅう)の大本山「萬福寺(まんぷくじ)」などを訪れ、交流や相互学習を行った。また長崎県長崎市にある興福寺(こうふくじ)で日中シンポジウム「隠元禅師と黄檗文化」に参加し、隠元禅師の渡日365周年記念行事を実施した。京都府宇治市にある黄檗山萬福寺は、日本・黄檗宗の大本山にあたる。福建省福州府福清県にある黄檗山萬福寺の住持(住職)隠元禅師は日本で説法をするために、17世紀に招きに応じて来日した。隠元禅師は長崎に到着してから、日本各地の寺を回って説法をするとともに、当時の先進的な文化や科学技術を持ち込み、江戸時代日本の経済社会の発展に重要な影響をもたらした。また、隠元禅師に尊敬の念を抱いていた江戸幕府第4代将軍徳川家綱は彼を引き留め、日本で開山するよう勧めた。その後隠元禅師は日本の皇室に京都に近い宇治に土地を与えられ、寺を建立した。隠元禅師は故郷の福清を偲び、新たに建てられた寺を「黄檗山萬福寺」と名付け、日本で黄檗宗を開いた。黄檗宗は今に至るまで、日本の主流仏教の一つになっている。(京都=新華社配信/鄭松波)=2019(令和元)年6月26日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ ※ファイルサイズの小さい画像です。※画像が荒れています。