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中国遼寧省の瀋陽故宮で5日、皇帝が祖先の祭祀を行った太廟(たいびょう)建築群が6カ月の修繕工事を終えて観光客に公開された。今回の工事完了により瀋陽故宮のすべての建築物が一般公開された。史料によると、盛京(現在の瀋陽)太廟は、清朝最初の皇帝祖廟で、2代皇帝ホンタイジの時代に創建された。盛京城の東門の外にあり、清の初代皇帝ヌルハチとそれ以前の先祖4代の位牌が祭られている。清朝が北京に遷都すると、すべての位牌は北京の太廟に移された。乾隆年間(1736年-1795年)には、中原都城文化の「左祖右社(宮殿から見て左側に太廟、右側に社稷壇を設ける)」の礼制に従い、瀋陽故宮の正門「大清門」の東側に移築され、1781年に完成した。北京の太廟に収められているヌルハチ、ホンタイジ、順治、康熙、雍正の5人の皇帝と皇后の諡宝(しほう、死後の称号が刻まれた印章)と諡冊(しさつ、生前の功績の記録)が、盛京太廟にも保管されている。瀋陽故宮博物館では、太廟の竣工式に合わせて「清代皇帝最初の家廟」展を開催しており、太廟の創建と移築の二つの時期の使用状況に基づき、その歴史を紹介している。(記者/姜兆臣)<映像内容>瀋陽故宮の太廟建築群が修繕工事を終えて公開された様子、撮影日:2019(令和元)年10月5日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ
登録日時: 2019年10月05日 00:00:00
「新華社」瀋陽故宮で太廟修繕工事が完了すべての建物が公開へ
中国遼寧省の瀋陽故宮で5日、皇帝が祖先の祭祀を行った太廟(たいびょう)建築群が6カ月の修繕工事を終えて観光客に公開された。今回の工事完了により瀋陽故宮のすべての建築物が一般公開された。史料によると、盛京(現在の瀋陽)太廟は、清朝最初の皇帝祖廟で、2代皇帝ホンタイジの時代に創建された。盛京城の東門の外にあり、清の初代皇帝ヌルハチとそれ以前の先祖4代の位牌が祭られている。清朝が北京に遷都すると、すべての位牌は北京の太廟に移された。乾隆年間(1736年-1795年)には、中原都城文化の「左祖右社(宮殿から見て左側に太廟、右側に社稷壇を設ける)」の礼制に従い、瀋陽故宮の正門「大清門」の東側に移築され、1781年に完成した。北京の太廟に収められているヌルハチ、ホンタイジ、順治、康熙、雍正の5人の皇帝と皇后の諡宝(しほう、死後の称号が刻まれた印章)と諡冊(しさつ、生前の功績の記録)が、盛京太廟にも保管されている。瀋陽故宮博物館では、太廟の竣工式に合わせて「清代皇帝最初の家廟」展を開催しており、太廟の創建と移築の二つの時期の使用状況に基づき、その歴史を紹介している。(記者/姜兆臣)<映像内容>瀋陽故宮の太廟建築群が修繕工事を終えて公開された様子、撮影日:2019(令和元)年10月5日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ - 撮影:
- 提供元: 新華社
- データ詳細: FullHD / 25fps
- 商品コード: 2019100801504