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22日、福清市黄檗山の強力な支援者である曹徳旺(そう・とくおう)氏(左から3人目)に書法作品を贈る日本の黄檗宗管長、近藤博道長老(左から1人目)。中国福建省福清市で22日、第1回国際黄檗禅フォーラムが開かれた。同フォーラムは黄檗文化の精神を深く研究し、中日両国の文化交流と相互学習の推進を目的としている。黄檗文化は、同市内の黄檗山が発祥地であることから名付けられた。黄檗山万福寺の高僧、隠元禅師が17世紀中期、仏法を広めるために日本へ渡り、併せて先進思想や科学技術、儒学教育などをもたらしたことは、江戸時代の日本社会の発展を促進した。同フォーラムには多数の国や地域から集まった仏教関係者や専門家・学者、社会各界の人物ら約500人が出席した。同フォーラムでは開幕式、閉幕式の他、二つのサブフォーラム「黄檗禅、臨済禅と中華文化」並びに「隠元禅師、黄檗宗とアジア文明」が行われた。日本国内には現在、黄檗宗の寺院が444寺あり、約1千万人の信徒がいる。黄檗文化の影響は、徐々に東南アジアや米国、カナダ、オーストラリアなど世界各地にも広がっている。(福清=新華社記者/魏培全)=2019(令和元)年11月22日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ
登録日時: 2019年11月22日 00:00:00
第1回国際黄檗禅フォーラム開催福建省福清市
22日、福清市黄檗山の強力な支援者である曹徳旺(そう・とくおう)氏(左から3人目)に書法作品を贈る日本の黄檗宗管長、近藤博道長老(左から1人目)。中国福建省福清市で22日、第1回国際黄檗禅フォーラムが開かれた。同フォーラムは黄檗文化の精神を深く研究し、中日両国の文化交流と相互学習の推進を目的としている。黄檗文化は、同市内の黄檗山が発祥地であることから名付けられた。黄檗山万福寺の高僧、隠元禅師が17世紀中期、仏法を広めるために日本へ渡り、併せて先進思想や科学技術、儒学教育などをもたらしたことは、江戸時代の日本社会の発展を促進した。同フォーラムには多数の国や地域から集まった仏教関係者や専門家・学者、社会各界の人物ら約500人が出席した。同フォーラムでは開幕式、閉幕式の他、二つのサブフォーラム「黄檗禅、臨済禅と中華文化」並びに「隠元禅師、黄檗宗とアジア文明」が行われた。日本国内には現在、黄檗宗の寺院が444寺あり、約1千万人の信徒がいる。黄檗文化の影響は、徐々に東南アジアや米国、カナダ、オーストラリアなど世界各地にも広がっている。(福清=新華社記者/魏培全)=2019(令和元)年11月22日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ