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  2022年07月13日

  「新華社」北麂島付近にイルカの大群が出現浙江省温州市

  中国浙江省温州市海洋・漁業法執行支隊の漁業監視船がこのほど、北麂（ほっき）島沖を巡航中に国家２級保護動物のイルカの群れを発見した。船員は約１０分の間に体長１メートルから２メートル以上までのイルカ２００頭以上を目撃したという。遠洋航海経験のある船長は、大洋でもこれほど多くのイルカが見られることは少なく、通常は数十頭程度だと語った。イルカが現れたのは南麂（なんき）列島国家級海洋自然保護区から約１０カイリの場所。同保護区は１９９０年に中国で初めて設立された五つの海洋自然保護区の一つで、国連教育科学文化機関（ユネスコ）の「人間と生物圏」（ＭＡＢ）計画にも加わっている。専門家によると、イルカは高度な社会性を持ち、通常は数十頭の集団で生活する。今回の大規模な群れの出現は、北麂島周辺海域に豊富な水産資源と優れた生態環境が存在することを示している。（記者／魏一駿） ＝配信日： ２０２２（令和４）年７月１３日、クレジット：新華社／共同通信イメージズ

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