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  •  「新華社」エリトリアに根付く中国野菜専門家派遣、着実に成果
    01:18.64
    2023年05月28日
    「新華社」エリトリアに根付く中国野菜専門家派遣、着実に成果

    アフリカ東部、紅海に面するエリトリアは、農業が経済の支柱で、人口の約5分の4が農業・牧畜業に従事している。これまでは農産物の品種の少なさと農業技術の遅れが大きな足かせとなっていたが、ここ数年は中国との協力が現地の人々の生活を改善しつつある。中国農業農村部は、同国の農業を後押しするために上級専門家チームを立ち上げ、これまで3回にわたり専門家を派遣。豆類作物や果樹、園芸、油糧作物などの技術支援を実施し大きな効果を上げてきた。エリトリアの建設事業に長年関わってきた四川公路橋梁建設集団も四川省政府のあっせんを受けて農業専門家2人を派遣し、種子選別や育種などの試験・実証プロジェクトに参加させている。専門家チームが中国から持ち込んだ210本のリンゴの苗木は、1年間の栽培を経て実をつけ始めている。豆類・油糧作物の実証栽培農地で収穫を終えたソラマメや赤インゲン、アブラナは、現地品種に比べ生産量が5割以上増えた。雨季に入る6月以降は新たな栽培を始めるほか、地元の農業技術者や農家を育成し、精密農業も実施する。四川道路橋梁建設集団の実証栽培農地では、青々としたインゲンが枝いっぱいにぶら下がっている。エリトリア政府が全国で大規模栽培を実施すれば、現地の人々は500グラム当たり数十元(1元=約20円)相当の野菜を買う必要がなくなる。中国・エリトリア農業技術協力プロジェクトのエリトリア側コーディネーター、アスメラシュ氏は「中国から輸入したアブラナの種は首都アスマラでの栽培に非常に適している」と説明。「ソラマメと赤インゲンの試験栽培も3カ所で実施し、満足のいく結果が出ている」と明らかにした。エリトリア支援に関わる農業専門家の馮軍(ふう・ぐん)氏は「中国からアブラナやトウガラシなど多くの品種を持ち込んだ。地元の人々の食卓により多く、より良い選択肢を提供していきたい」と語った。エリトリアのベルヘ農業相も「両国の農業協力の出だしは良好だ。現時点で多くの成果をあげている」と評価した。(記者/鄧敏、劉万利、汪平) =配信日: 2023(令和5)年5月28日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2023052812089

  •  (1)山西省産野菜、BRICS諸国の食卓に輸出先拡大
    2024年10月29日
    (1)山西省産野菜、BRICS諸国の食卓に輸出先拡大

    インドに輸出する赤インゲン豆を加工する博誠蔬菜の従業員。(9月21日撮影)中国山西省でつくられた野菜の輸出が伸びている。ここ数年はロシアにトマトやパプリカ、キュウリ、キャベツを輸出するなど、栽培の標準化、ブランド化、大規模化を実現した同省の野菜の輸出先は、主要新興国からなるBRICS諸国を含めた多くの国々に拡大している。省北部大同市天鎮県にある野菜専門商社、博誠蔬菜の温軍(おん・ぐん)総経理はフランスで開催された食品見本市から帰国したばかり。2025年にブラジルに乾燥ニンジン350トン、乾燥トウガラシ80トン、乾燥トマト100トンを輸出する契約を取り付けてきた。総額169万ドル(1ドル=約154円)。ブラジルへの輸出は同社にとって今年初めの乾燥トマト31・2トンに続く2度目となる。(大同=新華社配信/姜亜男)= 配信日: 2024(令和6)年10月29日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2024102908149

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