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  •  New toad species discovered in south China‘s Guangdong
    00:53.91
    2024年04月02日
    New toad species discovered in south China‘s Guangdong

    STORY: New toad species discovered in south China‘s GuangdongSHOOTING TIME: March 31, 2024DATELINE: April 2, 2024LENGTH: 00:00:54LOCATION: GUANGZHOU, ChinaCATEGORY: ENVIRONMENTSHOTLIST:1. various of researchers working in the Lianhua Mountains2. various of the new horned toad species3. SOUNDBITE 1 (Chinese): LIN SHISHI, Teacher from Guangdong Polytechnic of Environmental Protection Engineering4. SOUNDBITE 2 (Chinese): LIN SHISHI, Teacher from Guangdong Polytechnic of Environmental Protection EngineeringSTORYLINE:Chinese researchers have discovered a new horned toad species, which has been named Boulenophrys elongata sp. nov., in the Lianhua Mountains located in south China‘s Guangdong Province. The research findings were published in a recent edition of the international academic journal Asian Herpetological Research...= 配信日: 2024(令和6)年4月2日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2024040211837

  •  「新華社」中国の研究者、薬物送達機能の磁気駆動軟体ロボットを開発
    00:23.41
    2024年03月23日
    「新華社」中国の研究者、薬物送達機能の磁気駆動軟体ロボットを開発

    中国科学院深圳先進技術研究院は15日、同研究院のチームがドラッグ・デリバリー(薬物送達)機能を備えた磁気駆動軟体ロボットを開発したと明らかにした。ロボットは、器官内部の環境特性に従って適切な運動モードを選択することで、薬物の標的送達を実現すると同時に放出制御もできるという。研究成果はこのほど、米国化学会の学術誌「ACSNano」に掲載された。軟体ロボットは、高い柔軟性と変形能力を備え、医療サービス、ヒューマンマシンインタラクション(HMI)、薬物治療などの分野で幅広い応用価値があるが、正確な制御、材料選択、生体適合性、安全性などについては依然さらなる研究と改善が必要で、特に卵管などの小さな管の中での細胞と薬物の送達では、より複雑な体内環境に直面するため、手術器具や軟体ロボットにはより高い精度が求められる。研究では、研究者は卵管内での薬物の標的送達の新たな手段を発案、磁気駆動軟体ロボットが移動中にイン・サイチュ(In-Situ)プログラミングと運動モードの切り替えを行うことで、卵管内の複雑な環境変化に適応し、最終的に狭い空間を通過後、制御可能な薬物を放出する。特別に設計された磁気駆動軟体ロボットは、長さ約2・7センチ、幅、高さがそれぞれ1ミリの細長い長方形で、転動、反転、回転、滑走など多様な運動モードを実現でき、さまざまな障害の状況に適応する。研究者は、ブタから取り出した卵管を用いて磁気駆動軟体ロボットの性能を検証した。その結果、磁場の作用下で、ロボットが目標領域に向かって前進し、100秒以内に55ミリ移動、目標領域で薬物を迅速に放出したことが明らかになり、磁気駆動軟体ロボットが相当程度ブタの卵管環境に適応できることを示した。論文の責任著者で、同研究院副研究員の徐海峰(じょ・かいほう)氏は、今後チームが細胞と薬物輸送の動物での生体実験に力を注ぎ、磁気駆動軟体ロボットと既存の低侵襲手術器具を組み合わせ、細胞治療、生殖補助医療など精密医療技術についてさらに模索すると明らかにした。(記者/陳宇軒) =配信日: 2024(令和6)年3月23日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2024032308973

  •  「新華社」中国江西省で9千万年以上前の新種の恐竜化石を発見
    00:29.14
    2024年02月05日
    「新華社」中国江西省で9千万年以上前の新種の恐竜化石を発見

    中国の江西省地質博物館は1月30日、同省贛州(かんしゅう)市で9千万年以上前に生息していた新属新種の竜脚類恐竜化石を発見し「腔尾贛地巨竜(Gandititancavocaudatus)」と命名したと明らかにした。竜脚類恐竜の白亜紀における進化と古地理分布を研究する上で重要な意義を持つ。同館の王凌雲(おう・りょううん)副館長によると、化石は後期白亜紀初期のもので、2021年6月に同市贛県区の工事現場で発見。同年10月に江西省地質博物館が同省地質調査勘査院基礎地質調査所、中国地質大学武漢校、中国科学院古脊椎動物・古人類研究所などと合同で整理と修復・研究を開始した。骨格部分は既に岩からほぼ露出している。研究の責任者を務める中国地質大学武漢校の韓鳳禄(かん・ほうろく)副教授によると、研究成果は1月17日、国際的学術誌「JournalofSystematicPalaeontology」に掲載された。腔尾贛地巨竜は同地区でこれまでに見つかった竜脚類恐竜の中で最も保存状態が良く、同類の恐竜の初期進化を研究する上で重要な情報をもたらした。韓氏は「露出した骨格化石は頚椎(けいつい)6個、背椎2個、完全な状態の薦椎(せんつい)、腰帯(ようたい)の一部、前側の尾椎17個で、全身骨格の約4割を占めた」と説明。白亜紀の竜脚類恐竜化石でこれほどの完全さと精巧さを持つものは世界でも珍しいと語った。「復元の精度は骨格の完全性に左右される。研究者は3Dスキャンや補完などの技術を用いて復元、修復し、頸椎と尾椎の化石から首と尾の長さはいずれも約5メートル、体長は少なくとも14メートルと判断した」としつつも、竜脚類の中では小柄だという。腰帯を構成する三つの骨が一体化し、椎体と椎弓もしっかりと癒着していたことから、個体は死亡時に少なくとも亜成体だったと判断。今後も骨格化石の骨年齢分析と剥離した岩の比較分析を続け、恐竜の死亡年齢と具体的な生息年代を特定するとした。骨格形態学の研究でも新たな発見があった。腔尾贛地巨竜は他の竜脚類恐竜と異なり、前側の尾椎の椎弓と神経棘(しんけいきょく)に顕著に発達した空洞があり、六つの尾椎神経棘は分岐していた。腔尾贛地巨竜の名はこの「腔尾(空洞の尾)」の特徴から付けられた。腔尾贛地巨竜は「中国恐竜の里」として知られる贛州市で発見、命名された11種類目の恐竜で、同市では =配信日: 2024(令和6)年2月5日、クレジッ...

    商品コード: 2024020508304

  •  「新華社」広西チワン族自治区で新種のカエル発見
    00:27.64
    2024年02月02日
    「新華社」広西チワン族自治区で新種のカエル発見

    中国広西チワン族自治区の大明山国家級自然保護区でこのほど、ニオイガエル属に分類される新種のカエル「大明山竹葉蛙」(学名Odorranadamingshanensis)が発見された。研究成果は国際動物分類学誌「ZooKeys」に掲載されている。同種は自然保護区の標高千メートル以上に位置する森林で、穏やかに流れる渓流やその周辺など湿潤な環境に生息。体長は雄が約5・2~5・5センチ、雌が7・5~8・1センチ。これまでの研究で、毎年4~5月に繁殖し、水中の石の下に卵を産み付けることが分かった。現在のところ、分布域は大明山に限られている。(記者/梁舜) =配信日: 2024(令和6)年2月2日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2024020208285

  •  「新華社」中国の学者、ハナカマキリが滑空機能を持つことを発見
    00:55.20
    2023年12月07日
    「新華社」中国の学者、ハナカマキリが滑空機能を持つことを発見

    中国科学院西双版納(シーサンパンナ)熱帯植物園の陳占起(ちん・せんき)氏らのチームはこのほど、ハナカマキリが滑空機能を持ち、花弁状の脚が滑空で非常に重要な役割を果たすことを発見した。この最新の研究成果は国際学術誌「カレントバイオロジー」に掲載された。ハナカマキリの姿は満開のランの花に似ていることから、これまではランの花の擬態を進化させたものであり、花のような体の色は獲物を誘引するためだと考えられていた。だが、陳氏らのチームの研究成果は新たな解釈を加えた。陳氏は「研究を通じ、ハナカマキリは優れた滑空者で、花弁状の脚が翼のような役割を果たし、滑空で極めて重要なことを発見した」と述べた。通常ハナカマキリが10メートルの高さの場所から降下する場合の水平飛行距離は平均6・1メートル、最長14・7メートルに達するという。同チームはまた、花弁状の脚が描く弧の形が鳥類の円弧翼の曲がり具合と非常に合致していることも発見した。陳氏は「ムササビやトビトカゲ、アマガエルなどの滑空できる脊椎動物と比べると、ハナカマキリは滑空で使う外骨格を折りたたむことが難しく、それが活動能力の低下につながり、天敵にも発見されやすい。このため、ハナカマキリは体をランの花弁に近い色へと進化させ、ランに擬態することで生存してきた」と説明した。「カレントバイオロジー」の査読者は、ハナカマキリの花弁状の脚が節足動物も滑空できる構造を持つことを科学的に証明したもので、この研究は生物学者とエンジニアの間で注目を集めるだろうとコメントした。(記者/何春好) =配信日: 2023(令和5)年12月7日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2023120703745

  •  「新華社」中国の科学者ら、超コンパクト矮小銀河の起源を解明
    01:03.20
    2023年11月15日
    「新華社」中国の科学者ら、超コンパクト矮小銀河の起源を解明

    矮小(わいしょう)銀河は光度が最も弱い銀河だが、宇宙の進化に重要な役割を果たしている。中国の天文学者が主導し、世界20カ所近くの研究機関の研究員が参加する国際研究チームはこのほど、観測を通じ、矮小銀河が銀河団の密集する環境の中で破壊、はく離を受け、徐々に超コンパクト矮小銀河(UCD)へ進化する過程を初めて発見した。研究成果は9日、国際的学術誌ネイチャーで発表された。銀河と星団は長きにわたり、異なる2種類の天体と認識されてきた。銀河は暗黒物質の塊「ダークマターハロー」から生まれて成長し、複雑な恒星形成の歴史を持つが、星団は銀河内部の巨大な分子雲から誕生するとされる。超コンパクト矮小銀河は2000年前後に発見され、内部の恒星系の密度が極めてコンパクト(緻密)であることからその名が付いた。質量と大きさは銀河と星団の間にあり、学術界で起源の論争が続いていたが、近年の研究で「超コンパクト矮小銀河の多くが剥離された矮小銀河を起源とする可能性」が指摘されるようになった。一方で、矮小銀河が超コンパクト矮小銀河へ進化する具体的な過程については実際の観測による確証が得られていなかった。北京大学や上海交通大学などの天文学研究チームは今回、カナダや米国など複数の研究機関と共同でハッブル宇宙望遠鏡やカナダ・フランス・ハワイ望遠鏡、ジェミニ北望遠鏡などを利用しておとめ座銀河団の中から超コンパクト矮小銀河の候補として約600の天体を選別。分光観測や精細な形状分析を通じ、超コンパクト矮小銀河の約15%が暗い恒星ハローに包まれていることを発見した。研究者は、これらの超コンパクト矮小銀河の形状や色、空間分布などの特徴が新たに定義された「強核矮小銀河(storonglynucleateddwarfgalaxy)」と高い関連性を持つことから、強核矮小銀河が矮小銀河から超コンパクト矮小銀河へ進化する中間段階の一つである可能性が高いとの認識を示した。一部の強核矮小銀河と超コンパクト矮小銀河の周囲では極めて暗い「S」字の恒星ストリームも見つかり、矮小銀河が潮汐破壊を受けている直接的証拠を得た。論文の筆頭著者、北京大学物理学院天文学系博士課程の王凱翔(おう・がいしょう)氏は、研究チームが超コンパクト矮小銀河の各形成段階の観測に初めて成功したことについて「普通の矮小銀河が破壊されて超コンパクト矮小銀河(さらには星 =配信日: 2023(令和5)年11月1...

    商品コード: 2023111506439

  •  「新華社」中国初の太陽探査衛星「羲和」、観測データを公開
    03:35.72
    2023年11月06日
    「新華社」中国初の太陽探査衛星「羲和」、観測データを公開

    中国の南京大学太陽科学データセンターはこのほど、中国初の太陽探査衛星「羲和(ぎか)」から取得した観測データの一部を公開した。同衛星は2021年10月14日に打ち上げられ、2年以上にわたり400TB(テラバイト)を超える質の高い科学データと独自の研究成果を生み出した。中国は現在、「羲和2号」によるラグランジュ点のL5点探査プロジェクトを検討している。2026年ごろL5点に向けて打ち上げ、太陽を立体的に探査する計画がある。(記者/陳席元) =配信日: 2023(令和5)年11月6日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2023110607221

  •  「新華社」ケニア初の国家植物誌発表、中国と共同で編纂
    02:02.92
    2023年09月27日
    「新華社」ケニア初の国家植物誌発表、中国と共同で編纂

    ケニアの首都ナイロビで25日、中国とケニアの大型科学研究協力事業となる「ケニア植物誌」第23巻が発表された。ケニア初の国家植物誌として、植物資源研究の空白を埋め、東アフリカひいてはアフリカ大陸の生物多様性の研究と保全において重要な意義を持つとみられる。全31巻で構成され、ケニア国内の223科、1173属の7千種近い植物を収録する。今回出版された第23巻「アカネ科」は同事業で正式に出版された最初の巻だった。中国科学院中国・アフリカ共同研究センターとケニア国家博物館の科学者が共同で編纂した。中国人科学者が他国の植物誌の編纂に参加するのはこれが初めてとなる。研究センター主任で中国側編集長の王青鋒(おう・せいほう)氏は発表会で、「アカネ科」は両国の科学者の10年近くにわたるケニアでの野外調査の成果を収録していると説明。世界の生物多様性の科学研究にとって重要な意義を持つとともに、中国植物科学研究の国際的影響力向上にもつながると評価した。王氏によると、研究センターの主導の下で両国の科学者はケニアで広範囲に及ぶ野外調査を行い、大量の標本採集と植物の写真撮影を行った。多くの新種と新記録種を発見し、豊富な研究成果を収めた。同植物誌の出版・発行は学術界だけでなく、科学知識の一般への普及においても極めて大きな意義があるという。ケニア国家博物館の首席科学者でケニア側編集長のジェフリー・ムアチャラ氏は、世界の生物多様性研究・保全においてケニアは非常に重要な地位を占めており、植物資源状況を明らかにすることは自国にとどまらず、世界にとっても重要な意義があるとの見解を示した。マリー・ギコング館長は同植物誌について、素晴らしい成果であり、この事業はケニアひいてはアフリカ大陸の自然資源に関する科学研究を前進させる大きな財産だと評価。中国は最も重要な国際協力の相手国で、ここ数年は各分野で両国の協力が活発化しているとし、ケニアが生物多様性の研究・保全において重要な地位を占めているから、科学・教育、特に生物多様性保全は中国・アフリカ協力の重要な分野になっているとの認識を示した。中国科学院は2013年からケニアで中国・アフリカ共同研究センターの設立に乗り出し、生態環境・生物多様性の保全、水・食糧の安全保障、公衆衛生などの重要な分野でアフリカ諸国との協力を強化している。 =配信日: 2023(令和5)年9月27日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2023092711548

  •  「新華社」中国、海洋温度差発電で新たな進展
    01:09.01
    2023年09月16日
    「新華社」中国、海洋温度差発電で新たな進展

    海洋温度差エネルギーは重要な新エネルギーであり、世界の新エネルギー研究の重要分野でもある。中国地質調査局広州海洋地質調査局が中心となって研究・開発した20キロワットの浮体式海洋温度差発電装置はこのほど、南中国海での洋上試験に成功し、広東省広州市南沙区に帰還した。中国が実際の海洋環境下で海洋温度差発電の原理検証と系統的な運用を実現したのはこれが初めてで、中国の深海エネルギーの開発・利用を着実に推進した。海洋温度差エネルギーは海洋再生可能エネルギーの一つで、表層海水と深層海水との温度差で生まれる熱エネルギーを指し、開発の価値と潜在力が極めて高い。同局の寧波(ねい・は)高級工程師(シニアエンジニア)によると、中国の海洋温度差エネルギーは豊富だが、関連研究はこれまで、依然として実験室での理論研究および陸上試験の段階にあった。海洋温度差エネルギー研究をさらに進めるため、同局はこれまでに南中国海で実施した海洋地質、海流、水文などの分野での基礎調査・研究成果を基に、南中国海の海水温の3次元モデルを作成。温度差エネルギーの開発に適する海域を評価し、選出した。さらに、天然ガスハイドレート探査・開発国家工程研究センターや南方海洋科学・工程広東省実験室(広州)、中国地質科学院探査技術研究所、技術サービスを手掛ける北京前沿動力科技などの機関・企業と共同で、南中国海の実際の状況に照らして中国初となる20キロワットの浮体式海洋温度差発電装置を独自に開発した。この発電装置は今年8月、多機能新型科学調査船「海洋地質2号」に塔載され、南中国海の水深1900メートルの海域で初めての洋上実験を展開し、温度差発電技術の検証に成功した。寧氏によると、発電の試験時間は4時間47分、最大出力は16・4キロワット、設備利用率は17・7%に達した。寧氏は「今回の海洋での試験により、独自開発した海洋温度差発電システムの原理の実行可能性と海洋温度差発電利用の実用性が検証された。これは中国の海洋温度差エネルギーの開発・利用が陸上試験から海上の系統的な応用に向けて重要な一歩を踏み出したことを意味している」と説明した。(記者/周穎、欧陽建嘉) =配信日: 2023(令和5)年9月16日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2023091702497

  •  「新華社」深圳市の企業、「中国一の電子街」で自動運転に成功複雑な道路状況に対応
    01:22.58
    2023年09月12日
    「新華社」深圳市の企業、「中国一の電子街」で自動運転に成功複雑な道路状況に対応

    中国広東省深圳市の自動運転システム開発企業、深圳元戎啓行(DeepRoute.ai)はこのほど、市内の華強北商圏で路上テストを実施し、複雑かつ変化の多い道路状況への対応に成功した。広さ1・45平方キロの同商圏は「中国一の電子街」と呼ばれ、中国最大であるだけでなくアジア最大の電子製品集散センターとなっている一方、道が狭く、人も車も多いため道路状況は複雑を極める。今回テストされた自動運転車で注目に値するのは、最新の研究成果である高精度感知システムが搭載されたこと。車線区分線や信号、道路標識、注意喚起標識などの高精度な道路情報を感知可能なほか、車の位置をリアルタイムで確認し、車が現在いる車線や、車から近い車線区分線との距離を正確に判断する。また、従来の自動運転システムで必要だった高精度な地図に頼ることなく、通常のナビゲーション地図のガイドに基づき、最も合理的な道路を選択することができる。(記者/陳宇軒) =配信日: 2023(令和5)年9月12日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2023091206417

  •  「新華社」三星堆博物館新館で「国宝」約600点初披露四川省
    01:04.80
    2023年07月27日
    「新華社」三星堆博物館新館で「国宝」約600点初披露四川省

    中国四川省広漢市で27日、三星堆博物館の新館がプレオープンした。同館は三星堆の「国宝」600点近くを初披露し、AI(人工知能)アルゴリズムによる文化財の復元、裸眼3D技術を使った発掘作業場の再現を実施。新たな出土品や研究成果、科学技術を踏まえて三星堆の歴史と文化を紹介する。広漢市に位置する三星堆は、中国南西部で発見された中で規模が最も大きく、最も長く栄え、文化的に最も豊かな先秦時代の遺跡で、約3・6平方キロの古城を擁する。3千年以上前の商代中後期に最盛期を迎えた。三星堆博物館新館は三つの起伏が曲線を描く建物3棟で「三星伴月」と呼ばれる遺跡内の景観を表現している。新館も旧館と同じ博物館園区内にあり、2万2千平方メートルの展示スペースに陶器、青銅器、玉器、石器、金器、象牙(彫刻を含む)など1500点(組)余りの文化財を展示している。初公開された約600点には三星堆3~8号祭祀坑で新たに出土した300点余りが含まれ、青銅神壇(祭壇)、青銅騎獣頂尊人像、青銅鳥足神像、青銅着裙立人像、金杖などの重要品も全て公開している。館内では最新の科学に基づく陳列方法や芸術的な雰囲気の中、数千年前の文化が眼前に広がる演出となっている。月亮湾古城壁の断面全体を見られる巨大展示で三星堆文化に内在する要素を示し、絵画でいにしえの生活風景を再現しているほか、完全な状態の1号青銅神樹と2号青銅神樹が大きさや精巧さ、奇抜さ、美しさとともに当時の鋳造技術の高さも明らかにした。新館では文化と科学技術の融合も注目点となっている。来場者は裸眼3D技術で再現された発掘作業場を訪れ、考古学チームと同じ視点、同じ距離から文化財出土の瞬間に立ち会う没入型の体験ができる。またAIアルゴリズムを利用し、文化財修復師の作業を基に、青銅神壇、青銅騎獣頂尊人像、青銅鳥足神像の異なる祭祀坑で出土した部位を組み合わせてモニター上で復元した。三星堆博物館の朱亜蓉(しゅ・あよう)副館長は「新館では展示内容を見直し、三星堆の100年近くにわたる考古学的成果を整理した上で、中国文明の起源と発展の観点から、三星堆が重要な構成要素であることを深く読み解いた」と話した。(記者/楊華、童芳) =配信日: 2023(令和5)年7月27日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2023072713658

  •  「新華社」生態文明貴陽国際フォーラム、多くの成果を達成
    01:09.12
    2023年07月11日
    「新華社」生態文明貴陽国際フォーラム、多くの成果を達成

    中国貴州省貴陽市で8、9両日開かれた2023年生態文明貴陽国際フォーラムには、42カ国・地域から3200人余りの代表が参加した。フォーラムでは「中国気候変動ブルーブック(2023年)」など複数の研究成果が公表されたほか、貴州省が220件のグリーン(環境配慮型)産業誘致プロジェクトを発表。会場で調印された二つの戦略協力協定と12件の産業投資プロジェクトは、現代エネルギーや新エネルギー車・電池材料、文化観光などの分野に及び、契約額は122億3600万元(1元=約20円)に上った。(記者/劉勤兵) =配信日: 2023(令和5)年7月11日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2023071103854

  •  「新華社」世界遺産の廬山、刻一刻と変化する風景江西省九江市
    00:58.92
    2023年07月07日
    「新華社」世界遺産の廬山、刻一刻と変化する風景江西省九江市

    中国江西省九江市の廬山は3500人以上の文人が約1万6千首の詩を残した名山として知られ、1996年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録された。起伏に富んだ美しい土地は気象観測の名所でもあり、22年には第1次「気象・気候景観観賞地」に登録された。観測データによると、05~15年の11年間で廬山に雲海が現れたのは1471日で、年間平均133・73日だった。気象現象は美しいだけでなく、高い研究価値を持つ。1950年代には雲霧観測試験基地が設立され、人工増雨試験を実施したほか、一定範囲の霧を除去する消霧技術を研究。成果はすでに国内の多くの空港や港で利用されている。(記者/黄和遜、彭菁) =配信日: 2023(令和5)年7月7日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2023070709476

  •  「新華社」復旦大学の合格通知書に伝統的な手すき紙の「新開化紙」を採用
    01:23.72
    2023年06月29日
    「新華社」復旦大学の合格通知書に伝統的な手すき紙の「新開化紙」を採用

    中国上海市の復旦大学は、2023年度の合格通知書に中国の伝統文化と同校の研究成果を融合させた「新開化紙」を採用した。「開化紙」は浙江省開化県で明代に誕生した伝統的手すき紙の至宝で清代に栄えた。清代初期の貴重な書物の多くが開化紙に書かれ印刷されている。清代中期以降は、度重なる戦乱により道具や職人たちが失われた上、主要な原料であるジンチョウゲ科の植物アオガンピもだんだんと減っていき、その技術は消滅してしまった。しかし近年、復旦大学の研究チームが複数分野との共同研究を通じ、長らく失われていた開化紙の製造工程を復活させることに成功した。この工程で作られた紙は物理的にも化学的にも過去の開化紙に近く、保存寿命は千年を超えるという。復旦大学の2023年度の学部生合格通知書の内側には今回開発された「新開化紙」が用いられた。合格者名や選考などは同大学書画協会の学生が記した。(記者/潘旭、呉振東) =配信日: 2023(令和5)年6月29日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2023062909447

  •  「新華社」清華大学の研究チーム、大質量銀河形成の謎を解明
    00:42.28
    2023年05月07日
    「新華社」清華大学の研究チーム、大質量銀河形成の謎を解明

    中国の清華大学の研究チームは5日、初期宇宙での銀河周囲のガスが銀河に流入する詳細なプロセスを長年にわたる全波長データを通じて突き止め、「循環流入」が宇宙初期の大質量銀河形成の鍵であることを実証する研究成果をまとめ、米科学誌サイエンス電子版に発表した。銀河の「循環流入」の直接的かつ鮮明なイメージングが報告されるのは、世界で初めて。銀河の「生態系」と銀河の形成・進化を理解するための重要な一歩となる。同大天文系の蔡崢(さい・そう)副教授は同日の成果発表会で、米ハワイ島のケック天文台にある世界最大の光学望遠鏡を用い、110億年前の巨大なガス星雲を観測したと紹介。高度なイメージング分光器「宇宙網イメージャー」を使い、銀河周囲のガス中の複数の元素からの放射線を捉えることに成功し、これに基づいてガス中の重元素の大規模な空間分布を推計したと説明した。研究チームは、分光分析と数値シミュレーションによる解析を通じて、これら銀河周囲の重元素を豊富に含む電離ガスが、銀河の中心にある活動銀河核によって銀河周囲に噴射されて冷却され、その後、重力と環境の角運動量の相互作用によって、再び銀河に流入することを確認した。これらのプロセスは「循環流入」と呼ばれる。さらに研究を進めると、この循環するガスの流れは銀河に向かって流入し、星形成や大質量銀河の成長を促進できることが分かった。蔡氏は「今回の発見は、銀河が大規模環境とどのように物質を交換しているかの明確な模式図を提供し、『循環流入』が宇宙初期での大質量銀河形成を促す重要なメカニズムであったことを示している」と語った。チームは今後、同大で建設中の多重化サーベイ望遠鏡(MUST)のような、より大口径または広視野の分光サーベイ望遠鏡も用いて、さまざまな銀河や宇宙環境を観測する予定。銀河での星形成の全貌解明に寄与することが期待される。(記者/魏夢佳) =配信日: 2023(令和5)年5月7日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2023050709850

  •  「新華社」先史時代の大型ヘビの骨を発見広西チワン族自治区
    00:52.48
    2023年04月05日
    「新華社」先史時代の大型ヘビの骨を発見広西チワン族自治区

    中国科学院などの研究者はこのほど、国際的学術誌「ヒストリカル・バイオロジー」に、広西チワン族自治区の左江流域で発見した先史時代の大型ヘビ類に関する研究成果を発表した。広西文物保護・考古研究所の楊清平(よう・せいへい)氏率いるチームは2013~15年、左江流域で実施した調査で新石器時代の貝塚を多数発見。約6千年前の宝剣山遺跡と大湾遺跡から出土したヘビの骨に対する形態学的研究では、これらが現生種のビルマニシキヘビ、キングコブラ、ツマベニナメラの3種類であることを突き止めた。うち、最も大きいビルマニシキヘビの脊椎骨は、現生種標本を使った分析の結果、個体全長が少なくとも4・58メートルと、中国の動物図鑑「中国動物誌」に記載される国内最大記録の3・56メートルを上回ることが分かった。楊氏は、出土したヘビの骨の表面のほとんどに焼かれた形跡があり、出土地点に堆積していたその他の哺乳類の骨には人工的に切断または砕かれた跡が見られたと説明。骨は人が捕食した残りと思われ、先史時代の人々がこの場所で肉を焼いて処理していた可能性は排除できないと語った。左江は同自治区南西部の主要河川で、動植物資源に富み、複雑で多様な地形を持つ。貝塚や岩絵など独特の文化遺構があることでも知られ、中でも左江花山の岩絵文化景観は、岩絵類で中国初の世界文化遺産に登録された。今回の発見は、新石器時代の動物考古学に新たな視点をもたらしたほか、当時の中国南部の人々の生活状況を明らかにした。(記者/梁舜、黄凱瑩) =配信日: 2023(令和5)年4月5日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2023040512211

  •  「新華社」中国の地質学者、海綿動物研究50年80歳超えても現役
    00:33.83
    2023年03月24日
    「新華社」中国の地質学者、海綿動物研究50年80歳超えても現役

    中国四川省成都市にある成都理工大学能源(エネルギー)学院の地質学者、呉熙純(ご・きじゅん)教授は、80歳を超えても研究生活を続けている。呉氏は1970年代初め、同省北西部で石油探査のために実施していた地質学調査で、三畳紀の珪質六放海綿の生物礁群を偶然発見。以来、50年近くにわたりこれら生物礁の研究に専念してきた。海外の文献資料を読むため英語やロシア語、ドイツ語を学び、ラテン語やギリシャ語、古フランス語も独学した。より正確な研究結果を得るため、実地調査は数十回実施。六放海綿の繁殖と移動を理解するため、自身が発見した標本を持って海外で比較研究も行った。呉氏の研究は海綿動物の進化の空白を埋め、欧州ジュラ紀の珪質海綿動物と海綿生物礁の起源を解明した。呉氏は「古生物化石は地球の歴史を再構築する上で重要な根拠になる。化石の研究を通じて古地理を理解し、地球の進化の法則を知ることができる」と説明。今後については「一生の研究成果を整理しようと思う。標本はすべて博物館に寄付するつもりだ」と語った。(記者/劉坤) =配信日: 2023(令和5)年3月24日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2023032408501

  •  「新華社」中国の科学者、「超小型3光子顕微鏡」を開発
    00:57.02
    2023年02月25日
    「新華社」中国の科学者、「超小型3光子顕微鏡」を開発

    中国の北京大学の程和平(てい・わへい)氏と王愛民(おう・あいみん)氏の研究グループは、重さわずか2・17グラムの超小型3光子顕微鏡を開発し、大脳皮質と脳梁を直接透過し、自由行動下のマウスの大脳皮質全体と海馬ニューロンの機能的イメージングを初めて実現した。これにより、大脳深部構造の神経メカニズムを解明する新たな研究パラダイムが切り開かれた。研究成果は24日、学術誌「NatureMethods」オンライン版に掲載された。人間の脳には100億単位の神経細胞と、100兆単位のシナプスがあり、構造面や機能面に極めて複雑かつ精密に結合し、互いに作用しており、意識と思考を生む物質的基礎となっている。研究チームメンバーで同大学未来技術学院の趙春竹(ちょう・しゅんちく)博士研究員は海馬について、大脳皮質と脳梁の下部にあり、記憶の定着や空間記憶、感情的記憶の銘記などで重要な役割を担っていると説明。しかし、大脳組織、特に脳梁は光伝播に対して高い散乱特性があるため、脳梁を透過して大脳深部を直接イメージングすることは、神経科学者にとって長い間大きな課題となっていた。これまで国際的に知られた超小型多光子顕微鏡で、大脳皮質全体を透過して直接海馬エリアを非侵襲イメージングできたものはなかった。今回新たに開発された超小型3光子顕微鏡は、これまでのイメージング深度の限界を一気に突破した。同顕微鏡の励起光路はマウスの大脳皮質と脳梁を透過し、マウスの海馬のCA1野の直接観測と記録を実現。神経細胞のカルシウムシグナリングの最大イメージング深度は1・2ミリ、血管の最大イメージング深度は1・4ミリに達した。今回のイメージング深度の限界突破は、同顕微鏡の新たな光学系設計により実現し、散乱蛍光の収集効率が飛躍的に向上した。また、明らかな光退色と光損傷を起こさずに神経細胞の機能活動を長時間、途切れることなく観察できる。(記者/魏夢佳) =配信日: 2023(令和5)年2月25日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2023022513609

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    01:23.64
    2023年02月15日
    「新華社」2億5千万年前の生物化石群を発見貴州省貴陽市

    中国地質大学(武漢)の宋海軍(そう・かいぐん)教授のチームが主導し、国内外の科学研究機関の研究者で構成された共同研究チームはこのほど、中国の貴州省貴陽市とその周辺で、今から2億5080万年前の中生代最古の特異埋蔵化石庫「貴陽生物群」を発見した。研究成果は10日、米科学誌「サイエンス」に掲載された。宋教授の研究チームは2015年春に現地調査で発見したロブスターの化石の破片1枚に注目。その後、代旭(だい・きょく)博士らが率いるチームが22年まで毎年、同地区で現地調査を行い、相次いで多種類の化石を大量に発見。貴陽生物群の一部が明らかになった。貴陽生物群はペルム紀(二畳紀)末に起きた生物の大量絶滅後に急速に出現した特異埋蔵化石庫であり、良好な保存状態で見つかった。貴陽生物群の発見は地球上最大規模の生物絶滅後の生命再生速度と性質の研究に新たな認識をもたらし、生物の大量絶滅からの再生に関するこれまでの見解を根本から修正するものとなる。(記者/劉勤兵) =配信日: 2023(令和5)年2月15日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2023021510234

  •  「新華社」「中国天眼」の優位性生かし、高速電波バーストの起源探求進む
    01:05.72
    2022年12月30日
    「新華社」「中国天眼」の優位性生かし、高速電波バーストの起源探求進む

    宇宙で散発的に起こる電波爆発現象の一種、高速電波バースト(FRB)は2007年、その存在が初めて確認され、瞬く間に天文学研究の注目テーマの一つとなった。中国の科学者は、貴州省にある500メートル球面電波望遠鏡(FAST、通称「中国天眼」)と世界トップレベルのインテリジェントコンピューティング力により、FRBの起源探究で世界の最前線に立っている。今年1月、中国天眼が偏光分析により星間磁場を正確に測定した成果が英科学誌「ネイチャー」の表紙を飾った。これは、宇宙信号の偏光特性を正確に測定できる中国天眼の優位性を示しており、こうした優位性はFRBの起源探究にも活用されている。中国天眼が高周波宇宙偏光特性を正確に測定した科学研究成果は26日、国際学術誌「科学通報(ChineseScienceBulletin)」(英語版)の表紙に掲載された。(記者/呉斯洋、斉健、劉勤兵) =配信日: 2022(令和4)年12月30日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2022123005689

  •  「新華社」赤外線カメラが野生動物の映像をリアルタイム伝送四川省
    01:05.48
    2022年12月11日
    「新華社」赤外線カメラが野生動物の映像をリアルタイム伝送四川省

    中国四川省にあるジャイアントパンダ国家公園成都エリアにこのほど、新たに開発されたスマート赤外線カメラ計50台が設置された。これらのカメラには、アドホック接続技術が導入されており、今回の設置は研究成果を実際に運用する初のケースとなる。同国家公園崇州鞍子河エリアで4日夜、標高2870メートルの場所に設置されたスマート赤外線カメラから、夜の雪景色を背景にしたジャイアントパンダのリアルタイム映像と画像が送られてきた。成都エリアのスタッフは「これがリアルタイムで撮影された映像だ」と胸を躍らせた。ジャイアントパンダ国家公園成都管理分局の関係者は「これまで私たちが見てきた野生ジャイアントパンダの写真は、数カ月前に撮影されたものであることが多かった」と説明。赤外線カメラ技術は野生動物のモニタリングに幅広く利用されているものの、バッテリーの寿命があり、野外のモニタリングデータがリアルタイムで取得できないという問題があったと述べた。今回試験的に設置された赤外線カメラは、遠隔操作によるアドホック通信と伝送技術を通じて、赤外線カメラの画像データをリアルタイムで無線通信するという目標を実現しただけでなく、太陽光発電による電力補充・供給や電源管理技術を導入し、長期間スタンバイするカメラの電力不足問題を解決するとともに、組み込み技術を活用して、省電力撮影とターゲット検出を実現した。(記者/余里) =配信日: 2022(令和4)年12月11日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2022121106182

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    00:42.62
    2022年11月15日
    「新華社」中国・アフリカ共同研究センター、白トウモロコシの試験栽培に成功

    中国科学院中国・アフリカ共同研究センターはこのほど、ケニアのジョモ・ケニヤッタ農業技術大学に設けた農業試験場で、白トウモロコシの収穫を祝う式典を開催した。同センターは最初のケニア産白トウモロコシの試験栽培に成功した。同大農学部のデビット・ムブル学部長は式典で、白トウモロコシはケニア人の主食の一つだが、生産量は人口の増加に追いついていないと説明。「アフリカの角」と呼ばれる同国を含むアフリカ東部地域は干ばつ被害により生産量が減少を続けており、食料危機に直面しているとも指摘し「今回の試験栽培の成功は、ケニアなどアフリカ諸国にとって大きな意義がある」と述べた。同センターの活動に全力で協力し、試験栽培規模の拡大と、耐干ばつ、耐病害虫などの研究に努め、生産量を高めていくとも表明した。中国科学院は今年4月、ワーキンググループをケニアに派遣し、現地の農業試験場で同国産の白トウモロコシの試験栽培を開始。5カ月の試験栽培の結果、収穫量は周辺地域の同一品種より約50%増え、プロジェクト目標を達成した。両国の研究者は今後も計画に基づき、試験栽培の規模を拡大し、地元品種の収穫量を高めていく。中国アフリカ共同研究センターの農業試験場は、ジョモ・ケニヤッタ農業技術大学から提供された10エーカー(約4ヘクタール)の土地に設置されている。中国科学院はプロジェクト資金と高収量の遺伝資源、関連技術を支援しており、双方は共同で運営・管理に参画するほか、研究成果を共有している。同センターの設立は2013年。中国政府がアフリカで設立を支援した最初の研究機関であり、本館と附属植物園はジョモ・ケニヤッタ農業技術大学にある。(記者/黎華玲、李成) =配信日: 2022(令和4)年11月15日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2022111503716

  •  Fun science awards value curiosity, imagination
    01:20.60
    2022年11月14日
    Fun science awards value curiosity, imagination

    STORY: Fun science awards value curiosity, imaginationDATELINE: Nov. 14, 2022LENGTH: 00:01:21LOCATION: HANGZHOU, ChinaCATEGORY: SCIENCESHOTLIST:1. various of the award ceremony2. SOUNDBITE 1 (English): ANDREW C. GALLUP, Polytechnic Institute at State University of New York3. various of the award ceremony4. SOUNDBITE 2 (Chinese): WU XIANGPING, Researcher, National Astronomical Observatories of Chinese Academy of SciencesSTORYLINE:The spirit of curiosity and imagination prevails.Ten seemingly trivial findings or inventions related to serious scientific subjects won this year‘s Pineapple Science Award on Saturday in Wenzhou, east China‘s Zhejiang Province.The award is given to findings in fields such as psychology, physics and mathematics.SOUNDBITE 1 (English): ANDREW C...= 配信日: 2022(令和4)年11月14日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2022111505494

  •  「新華社」巨大恐竜「合川馬門渓竜」のホロタイプ、修復経て2メートル「成長」
    01:10.74
    2022年08月26日
    「新華社」巨大恐竜「合川馬門渓竜」のホロタイプ、修復経て2メートル「成長」

    中国の有名な恐竜「合川馬門渓竜」のホロタイプ(正基準標本)が、1965年の骨格復元以来、初めての大規模修復を終えた。研究者は類似の恐竜化石を総合的に参照し、欠落していた尾椎を科学的に復元。修復後の合川馬門渓竜の骨格は体長が2メートル伸び、全長24メートルとなった。合川馬門渓竜は竜脚下目に属する恐竜で、1億5千万年前のジュラ紀後期に生息し、非常に長い首で知られている。首の長さは体長の半分に相当し、頸椎の数は19個と、既知の恐竜の中で最も多い。合川馬門渓竜の成体は首の長さが10メートル近くあった。合川馬門渓竜のホロタイプは、1957年に現在の重慶市合川区太和鎮付近で発見され、61年に成都地質学院(現・成都理工大学)に引き渡され、同学院で保管されてきた。今回、合川馬門渓竜のホロタイプを復元し、骨格を組み立てるに当たり、世界中の竜脚下目の恐竜化石に関する最新の発見と研究成果を取り入れた。標本の尾椎は55個で復元され、尾椎の数が増加しただけでなく、尾の末端に尾錘が取り付けられた。新しく完成した成都自然博物館(成都理工大学博物館)は、以前の博物館を拡張したもので、現在、鉱物や岩石、鉱産物、宝石、古生物、現生動植物などの標本6万点以上のほか、「大竹重慶魚」や「隆昌鉄隕石」などの国宝級の貴重な標本を収蔵している。(記者/張超群、呉暁穎) =配信日: 2022(令和4)年8月26日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2022082700441

  •  「新華社」中国の研究者、短尾種細毛羊のゲノム編集で進展
    00:47.85
    2022年08月13日
    「新華社」中国の研究者、短尾種細毛羊のゲノム編集で進展

    中国農業大学と新疆畜牧科学院の研究者は、5年間の努力を経て、短尾種細毛羊のゲノム編集に世界で初めて成功した。同科学院の劉明軍(りゅう・めいぐん)研究員によると、尾の長いことが家畜綿羊品種の明らかな特徴の一つで、現在、世界の現代綿羊品種はほとんどが尾の長い種となっている。しかし、長い尾は感染症を引き起こしやすく、自然交配にも影響を与え、繁殖率が低下し、汚染によって毛質が低下することもある。そのため、尾の長い羊は、子羊の時期に尾を切る必要がある。劉氏は「尾を切るのは労働力と物資を消耗し、子羊も感染症にかかる可能性があり、発育が阻害されて生産性に影響が出たり、死に至る場合もある。尾を切ることを必要としない良質な短尾種の綿羊品種を育成することが世界の綿羊育種の目標の一つ」と語った。中国農業大学動物科学技術学院の李孟華(り・もうか)教授のチームと新疆畜牧科学院の劉研究員のチームは、野生のパミールアルガリとチベット系綿羊の交雑グループ、カザフ羊とテクセル種の交雑グループを対象に研究を進めた。異種交配子孫の染色体組み換えやゲノムアセンブリ、生産性と身体的外観に関連する候補遺伝子のマイニングと検証、ゲノム編集による新たな遺伝資源の創出などで重要な進展を遂げた。研究成果はこのほど、国際的学術誌「GenomeResearch」のオンライン版に掲載された。新疆綿羊分子育種試験基地では、短尾種細毛羊の尾椎は最も少ないもので11個しかないが、比較対象となる尾の長い細毛羊は一般的に18~22個あることが分かった。李氏は、研究成果が家畜品種改良に新たなアイデアを提供し、中国における綿羊の遺伝子改良と新品種育成をさらに加速させ、育種産業の振興を促進する新たな遺伝資源と科学技術支援を提供すると述べた。(記者/孫哲、周生斌) =配信日: 2022(令和4)年8月13日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2022081310186

  •  「新華社」中国の研究者、ユンナノゾーンが最古の脊椎動物だと確認
    00:52.44
    2022年07月09日
    「新華社」中国の研究者、ユンナノゾーンが最古の脊椎動物だと確認

    中国の古生物学者がこのほど、最新研究技術により、5億1800万年前に生息していたユンナノゾーン(雲南虫)が地球上で最古の脊椎動物だと確認した。中国の化石の宝庫と呼ばれる「澄江動物群(雲南省澄江地域で発見された5億2千万年前の化石群)」から新たに誕生した「スーパースター」となる。今回の発見は、人類が属する脊椎動物の系譜の起源を知る上で重要な意義を持つ。研究成果は8日、国際的学術誌「サイエンス」に掲載された。澄江動物群からは脊椎動物の祖先とみられる個体群の化石が数多く見つかっており、脊椎動物の起源の謎が解明されることが期待されていた。研究チームは今回、3次元X線断層撮影顕微鏡や走査型電子顕微鏡などの最新実験装置を用い、これまで分類が未確定とされていたユンナノゾーンをミクロ構造から再度研究した。体が平らで体長が3~4センチしかないことから、ユンナノゾーンは現在の蠕虫(ぜんちゅう)と形態的に似ていることが判明。ユンナノゾーンの標本127点を再分析した結果、同種の咽頭弓(いんとうきゅう)に、極めて微小な積み重なった細胞構造とタンパク質ミクロフィブリルが立体的に保存されていることを初めて発見した。これら二つの微細構造は脊椎動物の細胞の軟骨に特有のもので、ユンナノゾーンが原始的な脊椎動物であることが証明された。これまで学界では、同じく澄江動物群から見つかったミロクンミンギア(昆明魚)が最古の脊椎動物だと考えられていた。今回の研究を主導した中国科学院南京地質古生物研究所の趙方臣(ちょう・ほうしん)研究員は、ユンナノゾーンがミロクンミンギアよりも古いことは、原始的な特徴をより多く持ち、脊椎動物の進化の源により近いことを示していると説明。例として、ミロクンミンギアには原始的な背骨があるが、ユンナノゾーンには明確な背骨が存在しないことを挙げた。研究チームはまた、今回の研究で進化論的分析手法を用い、ユンナノゾーンの正確な進化上の位置を特定。その結果、ユンナノゾーンは脊椎動物の系譜で最も基幹的な位置を占め、尾索(びさく)動物と他の脊椎動物の間に位置することが確認された。(記者/王珏玢、李光正) =配信日: 2022(令和4)年7月9日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2022070910542

  •  「新華社」大豆増産に向け、優良品種開発・普及に尽力黒竜江省
    00:58.12
    2022年05月30日
    「新華社」大豆増産に向け、優良品種開発・普及に尽力黒竜江省

    中国で食糧生産がトップの黒竜江省は今年、大豆の作付面積を1千万ムー(約67万ヘクタール)増やすことを重要な任務としており、総生産量目標を前年比130万トン増の850万トンと定め全力で取り組んでいる。大豆の生産能力を高めるには優良品種が重要な鍵になる。同省は多くの場と多数の措置を組み合わせるやり方を採用、大豆分野の院士(アカデミー会員)ワークステーション、産学研(企業・大学・研究機関)連携、種子産業の育成・繁殖・普及の一体化発展など多くの方式に依拠し、種子業界の科学研究成果の実用化を加速している。(記者/劉赫垚) =配信日: 2022(令和4)年5月30日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2022053008085

  •  「新華社」生物大量絶滅期の古生物の「避難所」発見雲南省鎮雄県
    00:58.92
    2022年05月25日
    「新華社」生物大量絶滅期の古生物の「避難所」発見雲南省鎮雄県

    中国の科学者らは、2年余りの研究を経て、雲南省鎮雄(ちんゆう)県で、オルドビス紀末期の生物大量絶滅前の三葉虫動物相を初めて発見した。華南プレート西縁の海洋生物相の解明につながる重要な手がかりとなり、地域環境の悪化時に古生物らが避難した場所が存在したことを裏付けるものとなった。北京大学や中国科学院南京地質古生物研究所、中国地質調査局西安地質調査センターの研究者らは、2020年から鎮雄県で三葉虫動物相についての詳細な調査を実施。研究成果はこのほど、国際学術誌「Palaeoworld」のオンライン版に掲載された。論文筆頭著者である北京大学地球・空間科学学院の魏鑫(ぎ・きん)博士研究員は、これまで知られている地球史では計5回の大量絶滅イベントが発生したが、4億4300万年前に発生したオルドビス紀後期の生物大量絶滅はその最初に当たり、前後における生物と環境の相乗的進化関係の研究が注目を集めていると説明した。魏氏は「今回、鎮雄地区で見つかった三葉虫動物相は、オルドビス紀末期の生物大量絶滅よりやや前のもので、9科15属17種が含まれ、新種も4種含まれている」と紹介。同地区は地層の露出が良好で、化石が豊富で交通も便利なため、研究にとって理想的な地域だと述べた。研究者らは今回、層ごとのサンプリングと系統的古生物学・堆積学的研究により、大量絶滅前の鎮雄地域における三葉虫動物相を明らかにし、新たな三葉虫群を確立。同時期の華南地域における三葉虫動物相の生態的研究の基礎を築いた。魏氏はまた、三葉虫(種)の時空分布から、華南地域のオルドビス紀末期の生物大量絶滅前には生物の移動が起きていたと解説。華南プレートの海洋環境が地殻変動により徐々に悪化し、大部分で無酸素状態の半閉鎖性海盆が形成され、それにより多数の三葉虫が死滅し、少数の三葉虫が鎮雄地域のような比較的浅く酸素の豊富な環境、つまり「避難所」に移動する現象が起こったとの見解を示した。(記者/林碧鋒) =配信日: 2022(令和4)年5月25日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2022052507882

  •  「新華社」チュウゴクオオサンショウウオの野生個体群、江西省で発見
    01:14.97
    2022年05月22日
    「新華社」チュウゴクオオサンショウウオの野生個体群、江西省で発見

    中国の科学者はこのほど、江西省靖安県で純血種のチュウゴクオオサンショウウオの野生個体群を発見し、形態学的証拠と遺伝分化的証拠から総合的に分析した結果、新種の「江西オオサンショウウオ」と命名した。同種は現在、中国で初めて遺伝子の同一性が明確で、野生で安定的に繁殖した純粋な個体群となっている。最新種について書かれた研究成果は18日、学術誌「動物学研究」に掲載された。今回の研究は、中国科学院昆明動物研究所、江西省科学院生物資源研究所、江西九嶺山国家自然保護区管理局などが共同で実施した。チュウゴクオオサンショウウオは、現存する世界の両生類で最も大きく、体長が最大2メートルを超え、世界自然保護連合(IUCN)では近絶滅種(CR)に指定されている。中国科学院昆明動物研究所の研究チームによると、「江西オオサンショウウオ」は中国で初めて自然生活史を完全に記録できる野生個体群であり、同種の基礎生物学的および生息地生態学的な基本情報を体系的に収集する貴重な機会になる。また、今回の基礎研究データは、絶滅危機の程度を評価し、保護活動計画を制定する上で重要な根拠となる。研究チームは、マーク・リキャプチャー法を用い、1年半の野外モニタリングで成体、亜成体、孵化したばかりの幼生のサンショウウオ700匹以上を記録。2年連続で野生での繁殖行動を観察した。研究調査の結果、江西オオサンショウウオの現在の個体群は、水域面積がわずか約36平方キロしかなく、単一箇所に分布する孤立した個体群であることが判明した。この個体群も、数の少なさや相対的な孤立、生息地の環境変化などの要素から危機に瀕しており、保護行動計画の策定と緊急保護活動が急務となっている。(記者/程迪) =配信日: 2022(令和4)年5月22日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2022052211845

  •  「新華社」中国の古生物学者ら、初期角竜の歯の生え替わりを解明
    00:37.20
    2022年05月20日
    「新華社」中国の古生物学者ら、初期角竜の歯の生え替わりを解明

    中国地質大学武漢校は、同校地球科学学院の韓鳳禄(かん・ほうろく)副教授の率いる研究チームがこのほど、初期の角竜(角を持つサイのような恐竜)の歯の生え替わりを解明したと明らかにした。米ジョージ・ワシントン大学や中国科学院脊椎動物・古人類研究所、雲南大学、江蘇省南京古生物博物館の研究者らと共同で研究した。北米に生息していたトリケラトプスには最大800本余りの歯があった。生きている間は歯が生え替わり続け、周期も短くわずか3カ月ほどで生え替わった。一方、トリケラトプスの祖先には、このような複雑な歯の仕組みはなかった。研究チームは、初期の角竜にトリケラトプスとは全く異なる歯の特徴があったことを突き止めた。初期の角竜は歯の生え替わり回数が極めて少なかったが、これは後に出現したトリケラトプスよりも生え替わり周期が長かったことを示している。新しく生える歯の位置も、トリケラトプスが古い歯の下から生えたのに対し、初期の角竜は古い歯の内側から生えていた。初期の角竜とトリケラトプスとでは、なぜ歯の仕組みがこれほど大きく異なるのか。韓氏によると、初期の角竜が小柄な体型だったが、トリケラトプスは体長約9メートルにも及んだため、大型化により食べる量が増え、それに応じた歯が必要になったからだという。韓氏は「トリケラトプスの歯の形状は複雑で、口の中で食べ物を十分にかみ砕くことができた。初期の角竜の歯の形状は簡単で、植物をかみ切るという単純な機能しか持っていなかったと考えられる。機能の違いが両者の歯の仕組みの違いにつながった可能性がある」と説明。また、初期の角竜のインロンやプシッタコサウルスからは胃石が見つかったが、彼らは現代の鳥類のように胃の消化を助けるために小さな石を飲み込み、歯にかかる負担を軽くして歯がすり減るのを遅らせていた可能性が高いとの見方を示した。今回の研究成果は、生物学の国際学術誌「eLife」電子版に掲載された。(記者/李偉) =配信日: 2022(令和4)年5月20日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2022052009878

  •  天の川にブラックホール 撮影初成功、存在裏付け
    01:17.01
    2022年05月12日
    天の川にブラックホール 撮影初成功、存在裏付け

    国立天文台など日本を含む国際チームが12日、地球が属する天の川銀河の中心にある巨大ブラックホール「いて座Aスター」の輪郭を撮影したと発表した。ブラックホールであることを間接的に証明する成果が2020年のノーベル物理学賞に選ばれており、今回は画像として直接的に捉えることに初めて成功し、その存在を裏付けた。<映像内容>研究成果を発表する国際チームのメンバー、会見雑観など、撮影日:2022(令和4)年5月12日、撮影場所:東京都

    商品コード: 2022051309433

  •  「新華社」中国初の考古学専門博物館が一般公開陝西省西安市
    01:00.02
    2022年04月29日
    「新華社」中国初の考古学専門博物館が一般公開陝西省西安市

    中国陝西省西安市長安区に完成した陝西考古博物館が28日、一般公開された。同館は中国で初めての考古学の専門博物館として、陝西省考古研究院の長年にわたる野外調査の実践と文化財保護の科学技術的研究成果に基づき、考古学調査の過程、技術、方法や研究の方向性などを展示する。展示品には、中国で初めて行われた「実験室内での発掘」により、科学的に復元された李倕(り・すい、唐高祖李淵の5代目子孫)の冠飾、初めて公開された顔真卿(がんしんけい)の手に成る唐代貴族の羅婉順(ら・わんじゅん)の墓誌や、唐代の皇帝陵で唯一発掘された第21代僖宗(きそう)の靖陵の出土文化財などがある。(記者/李一博、趙英博、楊一苗、張思潔) =配信日: 2022(令和4)年4月29日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2022042908142

  •  「新華社」中国の研究チーム、約2億5千万年前の魚竜化石を発見
    00:38.20
    2022年04月19日
    「新華社」中国の研究チーム、約2億5千万年前の魚竜化石を発見

    中国地質大学(武漢)地球科学学院の韓鳳禄(かん・ほうろく)副教授の研究チームはこのほど、広西チワン族自治区百色市で採取された化石から約2億5千万年前の魚竜を発見したと発表した。体長は3メートルほどで、外見はかわいらしく、泳ぎに長けていたと見られる。新属種として「粗壮百色魚竜(Baisesaurusrobustus)」と名付けられ、研究成果は国際学術誌「PeerJ」電子版に掲載された。化石の修復には3カ月を要したという。化石は主に胴体前半部で、頭骨や大部分の肢骨などの重要部位が欠落していたため、鑑定は困難を伴った。比較研究と統計解析の結果、研究チームは最終的に幾つかの重要な特徴を見出した。韓氏は「標本は完全でないが、鰭竜(きりゅう)類など他の海生爬虫類と異なる魚竜類特有の特徴があった」と説明した。魚竜は三畳紀からジュラ紀にかけて繁栄した海生爬虫類で、約2億5千万年前に出現し、9千万年前に絶滅した。恐竜とほぼ同じ時期を生きたとされるが、起源と初期進化については解明されていない。これまでに見つかった最古の魚竜は三畳紀前期で、日本やカナダ、北欧、中国の湖北省、安徽省などから発見が報告されている。ただ、体長1・5メートル以下の小型の個体が多く、化石資料や分布範囲も限られている。今回の標本は比較的大きく、全長は3メートルに及ぶと推測され、国内でこれまで発見された三畳紀前期の魚竜よりはるかに大きい。復元された姿は現代のイルカに近い。韓氏は「百色魚竜は他の初期魚竜と比べ、長く力強い前肢骨があり、高い遊泳能力を持っていたとみられる。当時の海で高次捕食者の役割を担っていたのだろう」と語った。(記者/徐海濤、李偉、陳一帆) =配信日: 2022(令和4)年4月19日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2022041911972

  •  「新華社」金沙遺跡博物館、最新技術で発掘をリアルに再現四川省成都市
    01:11.80
    2022年04月07日
    「新華社」金沙遺跡博物館、最新技術で発掘をリアルに再現四川省成都市

    中国四川省成都市の金沙遺跡博物館では、さまざまなデジタル体験プログラムを実施している。高解像度衛星画像データと発掘調査の一次資料、最新の研究成果を3次元のデータ収集・復元や仮想現実(VR)などの技術で組み合わせ、金沙遺跡祭祀(さいし)エリア発掘の各過程を再現。重要遺構を復元展示している。祭祀エリアの発掘現場を覆うようにして建てられた遺跡館では、各種技術を駆使して発掘プロセス、遺構と出土品に関する豊富な知識を動的に展示。見学の楽しさと体験感を高めている。(記者/蕭永航) =配信日: 2022(令和4)年4月7日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2022040700234

  •  「新華社」7秒で花を閉じるリンドウを青蔵高原で発見
    00:51.11
    2022年01月19日
    「新華社」7秒で花を閉じるリンドウを青蔵高原で発見

    中国科学院武漢植物園は18日、同園が青蔵高原で実施した水生植物特別調査で、7秒で花を閉じるリンドウを発見したことを明らかにした。調査には同園と湖北大学、武漢大学、西蔵大学の合同研究チームが参加。専門家によると、これまでは日本で自生するモウセンゴケ属の花だけが、触れて機械的に刺激を与えると数分以内に収縮を起こし、数時間後には完全に閉じてしまうと報告されていた。今回発見したリンドウは、閉じるまで最短わずか7秒で、「世界最速で閉じる花」といえる。この花はリンドウ属植物「偽水生リンドウ(GentianapseudoaquaticaKusnez)」で、今回採取した2種類の花色の8個体群を調べたところ、花が閉じるまでの平均時間は29秒だった。研究の結果、青蔵高原に分布する偽水生リンドウ、新疆リンドウ(学名:GentianakareliniiGriseb)、西域リンドウ(学名:GentianaclarkeiKusnez)、鑑定待ちのリンドウ属植物の計4種類は、花冠に機械的に触れると7~210秒以内に急速に収縮を起こし、堅いつぼみの状態になることが分かった。花冠を閉じた後も再度開くことができ、晴天の場合、この一連の運動に約20分かかる。もう一度触れると、花冠は再度閉じてから開く。研究者は、閉じるまでの平均時間が27秒だった西域リンドウの自然個体群を対象に、観察と実験を繰り返した。その結果、西域リンドウの花が閉じる接触傾性は、クマバチが頻繁に蜜を吸いに来ることで子房や花冠管へ損傷を与えるのを回避するためである可能性が高いことが示された。研究成果はこのほど、国際的科学誌「ScienceBulletin」に掲載された。(記者/譚元斌) =配信日: 2022(令和4)年1月19日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2022011911706

  •  「新華社」恐竜の卵の化石からふ化前の「赤ちゃん」発見
    00:31.06
    2021年12月23日
    「新華社」恐竜の卵の化石からふ化前の「赤ちゃん」発見

    中国の福建省科技館と福建省英良石材自然歴史博物館は22日、同省福州市で共同記者会見を開き、中国と英国、カナダの研究チームが恐竜の胚の化石について共同研究を行ったと発表した。研究成果は国際学術誌「iScience」に掲載された。化石は獣脚類に属する恐竜で、7200万~6600万年前のもの。江西省贛州(かんしゅう)市の白亜紀後期の地層から完全な保存状態で発見された。頭部から尾までの長さは約27センチで、長さ17センチの卵の化石の中に入っている。体を曲げて頭を腹の方、足を両脇に置き、背中を卵の鈍端に沿って縮こまらせた姿勢は、現代の鳥のひなに似ている。歯のない短いくちばしを持つ頭骨から、オビラプトロサウルス類と判明した。(記者/林凱) =配信日: 2021(令和3)年12月23日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2021122312488

  •  「新華社」河南大学の研究者、マメ科植物の共生窒素固定を制御する光信号メカニズムを解明
    01:04.96
    2021年11月11日
    「新華社」河南大学の研究者、マメ科植物の共生窒素固定を制御する光信号メカニズムを解明

    中国の河南大学にある省・部共同建設による作物逆境適応・改良国家重点実験室の王学路(おう・がくろ)教授の研究チームがこのほど、重要な研究結果を発表した。同教授ら「生物学的窒素固定とマメ科生物学」チームは、マメ科植物と根粒菌が共生してこぶ状の根粒を形成するのに、光信号が必須因子になることを世界で初めて証明するとともに、共生による根粒形成を制御し、共生窒素固定に至る光信号のメカニズムを解明した。研究成果は国際学術誌「サイエンス」に掲載された。今回の光信号制御メカニズムは、マメ科植物に広く適用できる。専門家によると、研究結果は、暗所や低照度の条件下で共生窒素固定できる新しい植物を栽培するための重要な理論的支柱となるもので、施設型農業や森林の地面を生かした林下栽培などへの幅広い応用の可能性を持つという。(記者/袁月明、韓朝陽) =配信日: 2021(令和3)年11月11日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2021111110876

  •  「新華社」中国、量子コンピューター試作機「九章2号」の開発に成功
    00:50.24
    2021年10月28日
    「新華社」中国、量子コンピューター試作機「九章2号」の開発に成功

    中国科学技術大学(安徽省合肥市)はこのほど、同大学の潘建偉(はん・けんい)氏や陸朝陽(りく・ちょうよう)氏、劉乃楽(りゅう・だいらく)氏らの研究チームが、中国科学院上海マイクロシステム・情報技術研究所、国家並列コンピューター工程技術研究センターと共同で、光子113個、144モードによる量子コンピューター試作機「九章2号」の開発に成功したと発表した。ガウシアンボソンサンプリングと呼ばれる量子計算を行う速度は、世界最速のスーパーコンピューターの10の24乗倍で、量子コンピューター開発で重要な一歩を踏み出したという。潘氏らのチームは2020年、光子76個の量子コンピューター試作機「九章」の開発に成功。ガウシアンボソンサンプリング問題をスーパーコンピューターの100兆倍の速さで解き、中国が量子コンピューターの優位性を示す「量子超越性」を世界で2番目に達成した国となった。今年に入り、潘氏らのチームは相次いで概念や技術の革新を行い、「九章2号」の開発に成功した。研究チームの陸氏は、開発で進展を遂げた部分について「量子光源の品質や収集効率を大幅に向上させ、光源の重要指標を63%から92%に引き上げた。操作する光子数を76個から113個に増やした。さらに、プログラム可能な機能を新たに追加した」と説明した。その結果、「九章2号」の計算能力が大幅に向上していることが明らかとなった。これまで発表された最良な古典アルゴリズムによれば、「九章2号」は世界最速のスーパーコンピューターの10の24乗倍、「九章」の100億倍の速さでガウシアンボソンサンプリング問題を解くことができる。研究成果は25日、物理学誌「PhysicalReviewLetters」に掲載された。汎用量子コンピューターは将来的に、暗号解読や天気予報、材料設計、薬品分析などの分野での活躍が期待される。「九章2号」はまだ「種目別優勝」にすぎないが、その演算能力の高さから、今後はグラフ理論や量子化学などの分野での応用が見込める。(記者/屈彦、徐海濤、張紫贇) =配信日: 2021(令和3)年10月28日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2021102800652

  •  「新華社」天津大学の研究チーム、触覚を持つ自律型ソフトロボットを開発
    01:48.36
    2021年10月04日
    「新華社」天津大学の研究チーム、触覚を持つ自律型ソフトロボットを開発

    中国の天津大学材料科学・工程学院の封偉(ふう・い)教授チームがこのほど、自律動作能力と触覚ひずみゲージを備えた4Dプリントによるソフトロボットを開発した。研究成果はCellPress社の学術誌「Matter」に掲載された。封氏のチームは、液晶エラストマー(LCE)のスマート材料を4Dプリント技術で精密加工し、感知能力と適応性を備えたスマートソフトロボットを直接作り上げた。この管状の自律型ソフトロボットは、熱を感知することで形状を変化させ、運動速度や方向が調整できる。また回転方向を自律制御する特性により、昆虫の触角に似た触覚を備え、前方の道路上の障害物を検知し、障害物の高さに応じて乗り越えたり、折り返すことができる。この自律型ソフトロボットは駆動プロセスが全て自動化されており、手動による制御がなくても作業を完了できる。最大積載量は自重の40倍に達する。(記者/宋瑞) =配信日: 2021(令和3)年10月4日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2021100408388

  •  「新華社」中国初、2億9千万年前の巨大サメの化石を発見
    00:39.00
    2021年08月30日
    「新華社」中国初、2億9千万年前の巨大サメの化石を発見

    中国科学院古脊椎動物・古人類研究所の盖志琨(がい・しこん)副研究員はこのほど、山西省陽泉市計画自然資源局の白志君(はく・しくん)氏、山西省第二地質勘察院陽泉分院の張軍文(ちょう・ぐんぶん)氏と協力し、同省陽泉市で2億9千万年前のペタロダス科のサメ「弁歯サメ(Petalodontiformes)」の化石を発見した。中国で同種の歯の化石が見つかるのは初めてで、古代北半球における弁歯サメの地理的分布が大幅に拡大した。研究では、弁歯サメがすでに大洋を渡って移動する能力を持ち、従来考えられていたような貝を餌とする底棲生物ではなく、高い遊泳能力を備えた頂点捕食者だった可能性が明らかになった。研究成果は25日、国際学術誌「地質学報(英語版)」の表紙を飾る論文として発表された研究者は、今回発見された7点の歯の化石をペタロダス科弁歯サメ属のオハイオ弁歯サメのものと特定した。化石を見ると、刃のような歯の縁は多数の垂直の細い溝で覆われており、巨大な咬合面を持つ。このような歯の形状は、獲物の筋肉組織をかみちぎるのにより適しているという。歯の大きさが現代のホホジロザメと似ていることから、弁歯サメは3~5メートルの体長を持つ先史時代の凶暴なサメで、古生代の海での頂点捕食者だったと推測される。化石発見者の白氏によると、化石は2億9800万年前~2億9千万年前のペルム紀ウラル世の太原組銭石灰岩層で発見された。当時の陽泉一帯は赤道に近い温暖で透明度の高い浅海で、各種海洋生物の生存に非常に適した環境だった。白氏は、化石が比較研究によりオハイオ弁歯サメと特定された弁歯サメの真の仲間だと指摘。今回の発見は、世界の弁歯サメ属の化石分布記録を塗り替えるとともに、弁歯サメが優れた遊泳拡散能力を持つ遠洋魚であった可能性を示すと述べ、中国華北地域のペルム紀の海洋生物多様性を研究し、古環境を分析する上で重要な意義を持つと説明した。(記者/魏飈、馬志異) =配信日: 2021(令和3)年8月30日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2021083106509

  •  「新華社」古代の巨大サイは青海チベット高原を横断した新種化石の発見で判明
    00:53.41
    2021年07月09日
    「新華社」古代の巨大サイは青海チベット高原を横断した新種化石の発見で判明

    中国と米国の共同研究チームが甘粛省で発見した巨大サイ「パラケラテリウム」の新種の化石は、古代の大型獣がどのように青海チベット高原を横断したのかを知る手掛かりとなった。新種の発見により、巨大サイが、当時は標高がまだ低かった青海チベット高原を通り、南北に移動したことが明らかになった。中国科学院古脊椎動物・古人類研究所は6日、甘粛省臨夏回族自治州和政県の和政古動物化石博物館と共同で、新種の巨大サイの命名式を開き、発見場所の同省の臨夏盆地にちなみ「臨夏巨犀(パラケラテリウム・リンシアンセ)」と名付けた。研究成果は、ネイチャーリサーチの科学誌「コミュニケーションズ・バイオロジー」(CommunicationsBiology)に掲載された。和政古動物化石博物館の職員は2015年5月、青海チベット高原北東端の臨夏盆地での調査で、赤や黄褐色の砂岩層からばらばらになった化石を見つけた。その後、砂岩層全体を詳細に調査すると、頭蓋骨が完全な状態で出土した。頭蓋骨の長さは約1・2メートルで、下顎骨(かがくこつ)と環椎(かんつい、1番目の椎骨)が付いていた。中国科学院古脊椎動物・古人類研究所の鄧濤(とう・とう)研究員の率いる研究チームが、米ハーバード大学の研究者らと共同で同頭蓋骨を調査したところ、新種の巨大サイはこれまでに知られるパラケラテリウムよりも進化し、体型も大きかったことが分かった。年代測定の結果は、約2650万年前だった。巨大サイは、地球上にかつて存在した最大の陸生哺乳類で、体重は24トンとアフリカ象4頭分に相当する。主に中国やモンゴル、カザフスタン、パキスタンなどアジアに生息し、2100万年前に絶滅した。鄧氏によると、地球上で最も広く分布したパラケラテリウムには、今回の新種のほか、中国北部に3種、カザフスタンに1種、パキスタンに1種ある。中国北部とカザフスタンの4種は青海チベット高原の北端に点在し、パキスタンの1種「パラケラテリウム・バグチエンス」のみが青海チベット高原の南端に生息していた。バグチエンスは、ユーラシア大陸の他の巨大サイと地理的に隔離されていたため、その起源や進化については長い間不明だった。研究チームによると、巨大サイはこれまで、化石が少ないため系統樹を確立できなかったが、臨夏巨犀の発見で、系統や移動経路の解明が期待されるという。研究チームが実施した系統解析法に年 =配信日: 2021(令和3)年7月9日...

    商品コード: 2021070904062

  •  「新華社」恐竜時代の琥珀から4匹のエビを発見中国と海外の共同研究
    00:39.96
    2021年06月07日
    「新華社」恐竜時代の琥珀から4匹のエビを発見中国と海外の共同研究

    中国とカナダ、米国の科学者がこのほど、9900万年前の琥珀(こはく)に閉じこめられた4匹のエビを発見し、研究成果が5日、国際学術誌「科学通報(ChieneseScienceBulletin)」に掲載された。琥珀はミャンマー北部カチン州のフーガン渓谷で採取され、現在は雲南省昆明市の博物館に保管されている。長さは約13センチで、内部には4匹のエビが閉じこめられていた。エビの形態は同一で、研究者は十脚目根鰓亜目に分類した。マイクロCTや放射光では、頭部両端部の上下に歯を持ち、眼後棘がなく、外骨格が薄くて滑らかいというクルマエビ科の特徴がみられたが、クルマエビ科の既知種とも異なるため「琥珀エビ」と命名された。同琥珀には、他にも甲虫の幼虫19匹やアンモナイト類、二枚貝、ウミユリ類、サンゴ類などの海洋生物など多くの希少生物が閉じこめられていた。論文責任著者の1人、雲南大学の劉煜(りゅう・いく)教授は「豊富な集合体は、白亜紀にフーガン渓谷が多くの種に適した生息地だったことを示している」と述べた。今回の研究は、中国の中国地質大学(北京)、雲南大学、中国科学院南京地質古生物研究所、中国科学院高能物理研究所、中国科学院北京総合研究センターと、カナダのロイヤルサスカチュワン博物館、米ハーバード大学が共同で実施した。(記者/岳冉冉)=配信日:2021(令和3)年6月7日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2021060904979

  •  「新華社」中国の研究者、量子ノードを「つなぐ」技術で通信速度を4倍に
    01:08.43
    2021年06月03日
    「新華社」中国の研究者、量子ノードを「つなぐ」技術で通信速度を4倍に

    中国科学技術大学の郭光燦(かく・こうさん)院士(アカデミー会員)チームに所属する李伝鋒(り・でんほう)教授、周宗権(しゅう・そうけん)副教授の研究グループがこのほど、通信速度を4倍に引き上げる世界初のマルチモード多重化量子中継の基本リンクを実現した。量子メモリーは、量子中継のコアデバイスに相当する。李氏は、自身のチームが吸収型量子メモリーの研究に取り組み続け、3年以上かけて、このほど世界で初めて吸収型量子メモリーを使用して、マルチモード多重化量子中継の基本リンクの実証に成功したと説明した。この種の量子メモリーは、一度に4組の量子もつれを捕捉して保存できる。これは4倍に高速化された量子もつれ分配率を得ることに等しく、実験を通じて検証した結果、二つの中継点(ノード)間で量子もつれの忠実度が80%を超えることが確認された。研究成果は2日、国際的科学誌「ネイチャー」に掲載され、査読者から「この研究は量子中継器の基本リンクを非常に直接的かつ明確に実証したものであり、今後の研究の基礎となる重要な成果だ」と高く評価された。今回の研究は、高速で大規模な量子ネットワーク構築の実現に画期的な方法を提供する。(記者/屈彦、徐海濤) =配信日: 2021(令和3)年6月3日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2021060400487

  •  「新華社」三星堆遺跡で古蜀文明の魅力に触れる
    00:56.84
    2021年06月02日
    「新華社」三星堆遺跡で古蜀文明の魅力に触れる

    中国四川省広漢市の三星堆(さんせいたい)遺跡では、黄金の仮面や青銅人像、青銅尊、玉琮(ぎょくそう)、玉璧、金箔、象牙など、考古学上の重要な発見や研究成果が次々と公開されるにつれて、古蜀文明が中華文明の版図である西南部で再び眩い輝きを放ちつつある。今回、新たに見つかった「祭祀坑」6基から1千点以上の重要な文化財が出土した。三星堆遺跡でこれまでに発掘された文化財は、この地が「多元一体的な中華文明の起源の重要な構成部分」であることを確実に証明しているが、同遺跡は依然として多くの未解決の謎に包まれている。今後、考古学者らはこれらの祭祀坑について、綿密な発掘調査と文化財保護、学際的研究を行うとともに、周囲の探査・発掘を実施し、祭祀区全体の構造と形成過程を把握していくという。(記者/楊華、劉海、尹恒) =配信日: 2021(令和3)年6月2日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2021060300101

  •  「新華社」中国で絶滅危惧種ウーリームササビの新種2種を発見
    00:49.38
    2021年06月02日
    「新華社」中国で絶滅危惧種ウーリームササビの新種2種を発見

    中国、オーストラリア、米国の研究者から成る研究チームがこのほど、中国チベット自治区シガツェ市と雲南省怒江リス族自治州でウーリームササビ属の新種2種を発見し、それぞれチベットウーリームササビ、雪山ウーリームササビと名付けた。研究成果は5月31日に英リンネ協会発行の動物学の国際学術誌「ズーロジカル・ジャーナル」に掲載された。論文の共同筆頭著者で中国科学院昆明動物研究所助理研究員の李権(り・けん)氏によると、ウーリームササビ属はネズミ目リス科リス亜科モモンガ族に属し、体長1メートル以上、体重2・5キロになる。ヒマラヤ地域の滑空する哺乳類の中で最も体が大きく、最も標高の高い場所(4800メートル)に分布することで知られる。生息数はわずか千~3千匹とみられ、国際自然保護連合(IUCN)により絶滅危惧種(EN)に指定されている。研究チームは、中国内外の自然史博物館が所蔵する標本24点を形態学や遺伝学の観点から詳細に比較し、ウーリームササビはヒマラヤ山脈全域と雲南省北西部の高山地帯に分布している可能性が高く、毛色や臼歯、遺伝的特徴から大きく異なる3種に分かれていることを確認した。今回の発見は、ヒマラヤと横断山脈一帯に極めて豊富な生物資源が存在することを改めて示した。(記者/趙珮然、周磊) =配信日: 2021(令和3)年6月2日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2021060300283

  •  「新華社」1500万年前の化石の宝庫「漳浦生物群」を発見福建省
    00:55.92
    2021年05月03日
    「新華社」1500万年前の化石の宝庫「漳浦生物群」を発見福建省

    中国科学院南京地質古生物研究所はこのほど、中国や英国、ドイツなどの古生物学者が福建省漳浦(しょうほ)県で約1500万年前の化石群「漳浦生物群」を発見したと明らかにした。琥珀(こはく)や植物の化石標本を多く含み、古代の生物の熱帯雨林での暮らしを生き生きと映し出しているという。研究チームは10年に及ぶ野外活動で、昆虫を閉じ込めた琥珀2万5千個余り、植物化石5千個余りを採集した。化石の多様性という点でみると、漳浦生物群の琥珀類は過去100年間に見つかった生物入り琥珀群の中で最も多様性が豊かだという。漳浦琥珀には大量の標本が保存されていた。昆虫が最も多く、種類は20目200科に及ぶ。蚊などの双翅目(そうしもく)が55%と最多を占め、ハチやアリなどの膜翅目(まくしもく)、甲虫を含む鞘翅目(しょうしもく)、アブラムシやセミ、カメムシなどの半翅目(はんしもく)が続いた。羽毛や微生物の化石を含むものも大量に見つかった。研究チームのリーダーの1人、同研究所の王博(おう・はく)研究員によると、漳浦生物群は極めて豊富な種を持つ熱帯雨林の化石群で、約1500万年前に熱帯雨林が福建省南部に分布していたことを示している。平均気温22・5度、年間降水量2千ミリ近くで、年間を通じて植物が成長できる環境にあり、森林には花やコケが育ち、カタツムリやクモ、アリ、ミツバチ、コオロギ、甲虫なども数多く活動していた。多くの種は現在も存在しているという。今回の研究成果は1日、米科学誌「サイエンス・アドバンシズ(ScienceAdvances)」に掲載された。(記者/王珏玢、林凱) =配信日: 2021(令和3)年5月3日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2021050705119

  •  「新華社」中国の科学者、雲南省景東県で地衣類の新種を発見
    01:00.96
    2021年04月30日
    「新華社」中国の科学者、雲南省景東県で地衣類の新種を発見

    中国の科学者はこのほど、雲南省普洱(ふじ)市景東イ族自治県で採集したヨコワサルオガセの一種の標本について、3年以上の研究の結果、地衣類の新種「磺盤(こうばん)ヨコワサルオガセ」と特定し、研究成果を国際学術誌に発表した。2017年に中国科学院微生物研究所真菌学国家重点実験室の郭守玉(かく・しゅぎょく)博士と、河北師範大学生命科学学院の韓留福(かん・りゅうふく)教授らが同県内の哀牢山を実地調査したところ、地衣類の同新種を発見。その後2回に分けて多数の標本を採集し、研究室に持ち帰り詳細な研究を行った。形態学的、解剖学的、科学的特徴および地理的分布から、特定のDNAバーコードの特定の配列を組み合わせて系統樹を作成し、複数の標本を比較することで最終的に新種として確定した。研究員によると、地衣類は真菌と藻類が共生する特殊な生物で、根、茎、葉の分化がなく、「生物圏のパイオニア」と呼ばれている。ヨコワサルオガセはその地衣類の中でも重要なグループという。(記者/孫敏) =配信日: 2021(令和3)年4月30日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2021043004323

  •  「新華社」中国の科学者、植物の親和性と受粉のメカニズムを初めて解明
    01:04.00
    2021年04月16日
    「新華社」中国の科学者、植物の親和性と受粉のメカニズムを初めて解明

    中国の華東師範大学生命科学学院の李超(り・ちょう)氏率いる研究チームの最新研究成果が9日、国際学術誌「サイエンス」に掲載された。研究はアブラナ科のモデル植物、シロイヌナズナを対象とし、花粉と柱頭の相互識別の分子メカニズムを分析。植物の生殖・発育分野で種子植物が自分の種の花粉を識別し、他の種の花粉を拒絶する根本的な原因を初めて解明した。(記者/張建松、丁汀) =配信日: 2021(令和3)年4月16日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2021041607089

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    01:01.53
    2021年03月15日
    「新華社」中国などの科学者、3億年前の木の化石を発見

    中国科学院南京地質古生物研究所は15日、中国や英国、米国などの古生物学者がこのほど、内モンゴル自治区で3億年前の古代の木「烏海擬歯葉(Paratingiawuhaia)」を発見したことを明らかにした。この木は松ぼっくりのような果穂と杉の葉に似た形の葉を持ち、石炭を形成する主要植物の一つでもある。研究を主導した同研究所の王軍(おう・ぐん)研究員によると、新たな古代の木の化石は、内モンゴル自治区の烏達(うたつ)炭田で見つかった。同地域は約3億年前までは雨量が豊富で日照りに恵まれた湿地林だったが、当時突然発生した巨大な火山噴火により、烏海擬歯葉を含む多くの古代植物が化石になり、現在まで残るようになった。研究者は化石を通じ、烏海擬歯葉の姿をはっきりと再現した。この木は高さ5~6メートルで、下半分は幹がむき出しになっており、幹の上端に葉と生殖器官が生えている。研究の結果、烏海擬歯葉が胞子植物の繁殖方法と裸子植物の木の構造を併せ持ち、この2種類の中間に当たる過渡的なグループであることを発見した。王氏は「実際の進化の過程では、より高等な生物がすぐに取って代わるわけではない。烏海擬歯葉に代表される過渡期の植物は、より高等な種子植物の出現後も1億1千万年の間、生き残った。こうした植物は湿地林の他の植物と共に、現在人間が採掘して利用する石炭を形成している」と語った。関連研究成果はこのほど、学術誌「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」に掲載された。(記者/王珏玢)=配信日:2021(令和3)年3月15日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2021032201357

  •  「新華社」中国の科学者、水深1万メートルでのソフトロボット駆動に成功
    00:56.25
    2021年03月08日
    「新華社」中国の科学者、水深1万メートルでのソフトロボット駆動に成功

    中国の浙江大学と之江実験室の研究チームは、3年間にわたる協力の末、水深1万メートルの深海で操作・制御可能なバイオニック深海ソフトロボットを開発した。研究成果は北京時間4日、英科学誌「ネイチャー」に掲載された。研究はマリアナ海溝の水深6千~1万1千メートルに生息するクサウオから着想を得た。クサウオはゼリー状の柔らかい体の中に断片的に骨格があり、100メガパスカル近い圧力にも耐えられる。プロジェクトチームが開発したバイオニック深海ソフトロボットは魚のような形で、長さ22センチ、翼長28センチ。高圧・低温環境下でも良好な電動駆動性能を維持できるインテリジェントソフト材料で制作された。制御回路やバッテリーなどのハードウエア部品が、ゼリー状の柔らかいボディーに組み込まれており、耐圧殻なしで1万メートル級の深海の静水圧に耐えることができる。2019年12月、バイオニック深海ソフトロボットはマリアナ海溝の底に到達した。海上試験の映像記録からは、ロボットが同海溝の深さ1万900メートルの場所で、安定して翼を羽ばたかせて駆動していることが確認できた。2020年8月27日には、同ロボットが水深3224メートルの場所で、自律的な水中移動に成功した。研究者は今後、バイオニックソフトロボットの重要技術を深海用潜水調査船に応用し、小型化された深海探査用機器を開発・製造することで、深海での通信や探査・測定などの機能実現を目指すとしている。(記者/王思遠、朱涵、李濤) =配信日: 2021(令和3)年3月8日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2021041600425

  •  「新華社」中国の研究者、4600キロに及ぶ量子通信を実現
    00:53.73
    2021年01月08日
    「新華社」中国の研究者、4600キロに及ぶ量子通信を実現

    国科学技術大学の潘建偉(はん・けんい)教授率いる研究チームが、ユーザー150人以上の量子鍵配送を可能にする総距離4600キロにわたる統合型量子ネットワークを構築した。研究成果はこのほど、科学誌「ネイチャー」のオンライン版に掲載された。量子物理学の法則に基づいた量子通信は、セキュリティーが極めて高度で、情報を盗み取ろうとした瞬間に、光ファイバーでデータを送信する光子の量子状態が「破壊」されてしまうため、盗聴や情報の傍受、解読ができない。論文では量子ネットワークについて、ビデオ通話や音声通話、ファクス、テキスト送信、ファイル転送などが技術的な検証を経て実証されており、近い将来、商用化されると説明。地上での接続や地上と衛星間の接続を通じ、より多くの国々の量子ネットワークに接続することで、世界規模の量子ネットワークが可能になると指摘した。潘氏は、量子通信が将来的に金融、政治、防衛分野での利用が見込まれていると紹介。産業界全体をつなぎ、最終的には量子通信による極めて安全なインターネットが実現すると述べた。 =配信日: 2021(令和3)年1月8日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2021010804014

  •  「新華社」中国の科学者、雲南省でランの新種を発見
    00:52.15
    2020年09月27日
    「新華社」中国の科学者、雲南省でランの新種を発見

    中国雲南省保山市の竜陵小黒山省級自然保護区で野生動植物のバックグラウンド資源調査を実施した研究者が、キョウチクトウ科サクララン属の新種を発見し「高黎貢サクララン(Hoyagaoligongensis)」と命名した。研究成果はこのほど、国際的植物分類学誌「Phytotaxa」に掲載された。論文の筆頭著者で国家林業・草原局昆明勘察設計院シニアエンジニアの趙明旭(ちょう・めいきょく)氏によると、今回発見した高黎貢サクラランは、森林の質や湿度、気温など生息環境条件に対する要求が非常に厳しく、現在は原生林でしか見られない。新種のランは現時点では、高黎貢山の北側と南側にのみ分布しており、分布場所は10カ所未満となっている。趙氏は、今回の発見で中国のサクララン属は48種と1変種に増えたと説明。研究チームが全体的に評価した結果、高黎貢サクラランは典型的な極小サイズの個体群の種であることが判明したと述べた。(記者/林碧鋒、張雯)<映像内容>雲南省で発見されたランの新種、撮影日:撮影日不明、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2020093008759

  •  「新華社」中独英の古生物学者、1億年前の動物の精子を発見
    00:51.05
    2020年09月17日
    「新華社」中独英の古生物学者、1億年前の動物の精子を発見

    中国科学院南京地質古生物研究所は17日、中国、ドイツ、英国の古生物学者がこのほど、ミャンマーで発掘された1億年前の白亜紀に属する琥珀(こはく)の中から、初期の動物の精子を発見したと明らかにした。人類が発見した動物の精子としては最も古く、従来の記録を約5千万年さかのぼることになる。研究成果は16日、英国の国際学術誌「ProceedingsoftheRoyalSocietyB:BiologicalSciences」に掲載された。今回発見された古代の動物の精子は、水生甲殻類の一種である貝形虫のもの。体が極めて小さく、体長は通常1ミリ程度だが、数が多く分布範囲も広い。貝形虫の個体群は生存能力が非常に強く、4億5千万年前から現在まで生き延びている。研究チームは今回、ミャンマーで見つかった白亜紀の琥珀の中から、貝形虫の精子を初めて発見した。この琥珀の化石は重さ0・676グラムで、中に貝形虫の標本が39点保存されていた。研究者が発見した貝形虫の精子は、これまで知られている中で最も古い動物の精子で、従来の記録を約5千万年さかのぼる。さらに分析、比較した結果、古代と現代の貝形虫の精子の形がよく似ており、長さが最大で体長の3分の1以上に達することが判明した。これは現代のヒトの精子の約4倍の長さに相当し、1億年前の貝形虫が既に現代の子孫と同様に巨大な精子を生成し、有性生殖できたことを示している。(記者/李光正)<映像内容>中独英の古生物学者が琥珀の中から初期の動物の精子を発見、撮影日:2020(令和2)年9月17日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2020092404027

  •  「新華社」アリババクラウド、中国でスーパーデータセンター3カ所落成
    01:30.40
    2020年07月31日
    「新華社」アリババクラウド、中国でスーパーデータセンター3カ所落成

    中国電子商取引(EC)大手アリババグループ傘下の阿里雲(アリババクラウド)は7月31日、江蘇省南通市、浙江省杭州市、内モンゴル自治区ウランチャブ市に建設していたクラウドコンピューティングのスーパーデータセンターが落成したと発表した。順次運用を開始し、計100万台以上のサーバーを稼働させる予定。京津冀(北京市・天津市・河北省)や上海市を中心とする長江デルタ、粤港澳(広東省・香港・マカオ)などの地域をカバーし、新型インフラの建設を加速させる。河北省張家口市張北県と広東省河源市でも既に稼働しており、中国本土ではこれで計5カ所となった。アリババIDC研究開発事業部を率いる高山淵(こう・さんえん)氏によると、スーパーデータセンターでは同社傘下の「達摩院(DAMO)」や「平頭哥半導体(T-Head)」などが開発した最新の研究成果を応用しており、従来型のデータセンターに比べ、規模、計算能力、省エネ、インテリジェント化が一段と進んでいる。将来的には中国本土で10カ所以上展開する方針。既存の5カ所については、自社開発した第3世代クラウドサーバー「神竜(X-Dragon)」やAIチップ「含光800」を活用し、世界をリードする性能を備えると説明した。アリババクラウドは4月、今後3年で2千億元(1元=約15円)を投じ、クラウドOSやサーバーなど重要コア技術の研究開発やデータセンターの建設に力を入れると発表している。(記者/夏亮、李濤)<映像内容>アリババクラウドのスーパーデータセンターが落成、外観や内観など、撮影日:2020(令和2)年7月31日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2020080301582

  •  「新華社」吉林大学の研究者ら、恐竜の歯の進化で新発見
    00:35.04
    2020年05月09日
    「新華社」吉林大学の研究者ら、恐竜の歯の進化で新発見

    中国吉林大学恐竜進化研究センターの研究者が率いる国際共同研究チームはこのほど、ジュラ紀前期に生息していた古竜脚類ルーフェンゴサウルスの胚の化石から、生え替わりなどの歯の発育メカニズムが成体と異なり、ジュラ紀後期の竜脚類恐竜の成体と類似していることを解明した。竜脚類恐竜の成体の歯が棒状で、生え替わりが早いのは、ルーフェンゴサウルスの胚に見られる特徴を残して進化した可能性が高く、竜脚類恐竜の大型化にも関連があるとみられている。研究成果は7日、英科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に掲載された。(記者/張建)<映像内容>恐竜の歯の進化で新発見、撮影日:撮影日不明、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2020051302735

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    02:38.27
    2020年01月22日
    「新華社」浙江省のまひ患者、「意識制御」で運動能力を取り戻す

    中国の浙江大学はこのほど、脳科学と人工知能(AI)を融合させた「双脳計画」の研究成果として、72歳の男性まひ患者が埋め込み型ブレーン・マシン・インタフェース(BMI)を通じて「意識」することでロボットアームとロボットハンドを正確に制御して3次元空間での動きを実現、握手する、水を飲む、食事をするといった複雑な動作をこなしたと発表した。研究は、浙江大学求是高等研究院のBMIチームと同大学医学院付属第二医院の神経外科が共同で完成させた。治験ボランティアの男性は2年前、交通事故で脊髄損傷を負い、四肢が完全にまひしてしまった。つかむ、握る、移動させるといった動作には、脳が信号を発し、伝達し、解読するなど一連の複雑なプロセスがある。このプロセスは、脊髄損傷や運動機能を喪失した障害者にとって、本来なら達成不可能な作業となる。研究者は最新の成果について、四肢まひの患者が運動機能を取り戻すのに役立ち、生活の質の向上につながるとし、将来的には運動補助や機能の再獲得、高齢者の機能強化など、より多くの分野にプラスの影響を与えると説明している。(記者/朱涵、李濤)<映像内容>まひ患者の意識制御で動くロボット、食事や握手などの動作、撮影日:撮影日不明、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2020012322543

  •  「新華社」中国の科学者、光誘導による浸潤性可変植物表面保護剤を開発
    00:55.20
    2020年01月20日
    「新華社」中国の科学者、光誘導による浸潤性可変植物表面保護剤を開発

    中国安徽省合肥市にある中国科学院合肥物質科学研究院の技術生物・農業工程研究所の呉正岩(ご・せいがん)研究員率いるプロジェクトチームはこのほど、光制御を受ける浸潤性(親水性・疎水性)植物表面保護剤を開発した。同保護剤を使用することで、除草剤系の農薬が非標的作物に与えるダメージを軽減し、まるで植物に「よろい」を着せるように作物を保護できる。この保護剤はバイオ炭とナノ二酸化チタンを原料とし、技術開発コストが低く作業が容易で、環境に優しい。植物の表面保護に効果的で合理的な解決策・技術的支援を提供し、幅広い応用の可能性が期待できるという。関連する研究成果は米国化学会(ACS)が発行するエコ化学工業分野における重要な定期刊行学術誌「ACSSustainableChemistry&Engineering」に掲載された。(記者/水金辰、劉美子)<映像内容>光制御を受ける浸潤性植物表面保護剤を開発、撮影日:撮影日不明、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2020012001206

  •  「新華社」中国の研究チーム、神経膠腫治療に新たな道筋示す
    00:53.01
    2020年01月14日
    「新華社」中国の研究チーム、神経膠腫治療に新たな道筋示す

    中国科学院合肥腫瘤医院医学病理部の方志友(ほう・しゆう)研究員と陳学冉(ちん・がくぜん)副研究員のチームはこのほど、スクリーニングにより、悪性神経膠腫(グリオーマ)治療の鍵となる低分子薬剤を発見した。研究成果は学術誌「Theranostics」に巻頭記事として掲載された。陳氏は、脳腫瘍の一種である神経膠腫は発症率が中国で上位5番以内になっていると指摘。ヒトの脳の血液脳関門には保護障壁があり、これまで多くの治療薬がこの障壁を通過できず、そのため腫瘍部位の治療ができなかったと説明した。今回のスクリーニングで得られたゲニステイン薬剤は、この障壁を突破できるとされ、研究の結果、この薬剤は遺伝子ZDHHC17と分裂促進因子活性化タンパク質キナーゼキナーゼ4(MAP2K4)の結合や、C-JunN末端キナーゼ(JNKs)とp38のシグナル伝達を効果的に阻害するだけでなく、神経膠細胞(グリア細胞)の増殖や浸潤など悪性の働きの拡大も大幅に阻害できることがわかった。研究では神経膠腫発生の根本原因を明らかにしただけでなく、神経膠腫の治療とがん再発防止のための新たな考えを提供した。(記者/水金辰、屈彦)<映像内容>神経膠腫治療の鍵となる低分子薬剤を発見、研究の様子、撮影日:撮影日不明、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2020012322893

  •  平壌で情報技術展覧会 開幕式に担当高官ら出席
    01:01.96
    2019年11月01日
    平壌で情報技術展覧会 開幕式に担当高官ら出席

    北朝鮮・平壌(ピョンヤン)の平壌体育館で1日、「全国情報化成果展覧会」が開幕した。7日まで。国産の新型スマートフォンをはじめとする電子製品や研究成果など約1600点を展示、人工知能(AI)やプログラミングに関する講演や技術発表会も行われる。政府や地方の研究機関や企業が参加。開幕式には朴泰成(パク・テソン)朝鮮労働党副委員長ら高官が多数出席。<映像内容>北朝鮮・平壌での「全国情報化成果展覧会」の様子、撮影日:2019(令和元)年11月1日、撮影場所:北朝鮮 平壌

    商品コード: 2019110600301

  •  「新華社」オーストロネシア語族に関する両岸考古学研究拠点、福建省平潭に開設
    01:13.32
    2019年10月29日
    「新華社」オーストロネシア語族に関する両岸考古学研究拠点、福建省平潭に開設

    海峡両岸(中国の大陸と台湾地区)オーストロネシア語族考古教学実習基地が10月29日、福建省福州市にある平潭(へいたん)総合実験区でオープンした。両岸による、オーストロネシア語族の台湾地区に関わる研究と教育、学術交流、研究成果の普及応用の拠点となる。同基地では台湾の学界から研究者を招いて考古学の学術交流を行い、オーストロネシア語族の起源と拡散、中国の東南沿海地区における先史時代の文化交流などに関して共同研究を行っていく。世界の学術界でいう「オーストロネシア語族」とは、オーストロネシア語を話す民族を指す。オーストロネシア語族は、現時点では世界で唯一の島しょ地域に広がる語族であり、その分布範囲は、西はアフリカ東海岸のマダガスカル島から、東はチリ西海岸のイースター島まで、北は台湾島やハワイ諸島、南はニュージーランドに至る。言語の種類は1100から1200あり、使用人口は2億7千万人を超える。(記者/宓盈婷、林凱)<映像内容>オーストロネシア語族考古教学実習基地の様子、撮影日:2019(令和元)年10月29日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2019111104549

  •  「新華社」「蚊で蚊を駆除する」新技術、感染症研究で注目集める
    01:00.60
    2019年09月05日
    「新華社」「蚊で蚊を駆除する」新技術、感染症研究で注目集める

    デング熱の多発地域である中国広東省広州市で、中山大学・米ミシガン州立大学熱帯病昆虫媒介抑制合同研究センター主任の奚志勇(けい・しゆう)教授率いる研究チームが、蚊の駆除に関する一連の野外実験を行った。実験の結果、島に生息するほとんどのヒトスジシマカ(Aedesalbopictus)の駆除に成功し、蚊が媒介する感染症研究の分野で大きな進展を得た。研究成果はこのほど、英科学誌「ネイチャー」に掲載された。生物学者は以前、放射線を使って雄の蚊の繁殖能力を失わせ、それらを野外放出して同種の蚊の根絶を試みてきた。だがその後の研究で、放射線の照射を受けた雄は、野外で雌を引き付ける生殖競争力が低下し、蚊の駆除効果は思わしくないことが判明した。もう一つの方法は、「ボルバキア(Wolbachia)」と呼ばれる共生細菌を蚊に感染させるもので、この細菌は人体には無害だが、一部の昆虫の生殖細胞に感染する。ボルバキアに感染した雄が感染していない雌と交配した場合、孵化しない卵しか産まれない。この方法は、研究者が感染した雌を選び出して消滅させなければならないため、小規模な実験では効果があったが、大規模な実験では漏れが生じる可能性があった。奚氏の研究チームが上記2種類の方法を組み合わせて最適化したところ、予期せぬ結果が得られた。チームは3種のボルバキア菌を組み合わせた株を蚊に感染させ、さらに放射線を照射。誤って放出された可能性がある同型のボルバキア菌を保有する雌の繁殖能力を失わせるとともに、放射線の照射レベルが雄の生殖競争力に影響を与えないようにした。研究チームは2016年から17年にかけて、広州市内の二つの島でボルバキア株に感染させ放射線照射を受けた数百万匹のヒトスジシマカを放出したところ、2年間で島内の野生のヒトスジシマカ個体群がほぼ消失し、個体数が83~94%減少した。「蚊による蚊の駆除」技術は大きな進展を遂げた。この技術の安全性を確認するため、研究チームは複数回実験を行い、人や自然への影響が軽微だと明らかにした。(記者/胡拿雲)<映像内容>蚊の駆除に関する野外実験の様子、撮影日:撮影日不明、クレジット:新華社/共同通信イメージズ ※ファイルサイズの小さい画像です。※画像が荒れています。

    商品コード: 2019090500815

  •  「新華社」四川省図書館に張大千文献センター完成
    01:30.02
    2019年07月02日
    「新華社」四川省図書館に張大千文献センター完成

    今年は中国画の大家、張大千(ちょう・だいせん)の生誕120周年にあたる。四川省図書館はこのほど、張大千の記念と研究のため、館内に張大千文献センターを開設した。同センターでは、紙媒体やデジタル化の手法で張大千の作品や関連の研究成果を展示している。センターは四川省図書館1階に常設されており、面積は210平方メートル。張大千関連の著作や研究文献を集中的に所蔵している。またセンターは、「探す、集める、展示する、研究する」などの機能を一体化し、張大千、張善孖(ちょう・ぜんし、張大千の兄)および2人の画室、大風堂門下生の画集、画帳、関連書籍、研究文献など紙媒体の書籍1500冊余りを所蔵している。センターには「張大千文献データベース」も設置され、見学者はオンラインで張大千の作品や学術研究の成果を検索できる。張大千は1899年5月10日、四川省内江市生まれ。20世紀中国画壇の巨匠で、国内はもとより海外でも手本とされる、影響力のある芸術の大家だ。(記者/張超群)<映像内容>四川省図書館の張大千文献センターの様子など、撮影日:撮影日不明、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2019070205194

  •  「新華社」「中日大学フェア&フォーラム2019」四川省成都市で開幕
    01:37.98
    2019年05月25日
    「新華社」「中日大学フェア&フォーラム2019」四川省成都市で開幕

    中国国家外国専家(専門家)局・中国国際人材交流協会と日本の国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の共催による「中日大学フェア&フォーラムinCHINA2019」が25日、四川省成都市で開幕した。日本からは40校以上の大学や高等専門学校の学長・副学長の他、研究機関や企業の関係者ら計230人以上が参加。中国からは大学や高等職業学校など46校の校長・副校長の他、学者や専門家ら千人以上が参加した。中国国際人材交流協会の副主席兼秘書長の張建国(ちょう・けんこく)氏は、中日両国の科学技術の強みには相互補完性があり、双方の協力には大きな潜在力があると指摘。双方が産学研の共同研究や科学技術での人的・文化的交流、人材交流、専門家の受け入れなどで、実務的かつ効果的な協力を行ってきたと述べた。日本の文部科学省科学技術・学術政策局の松尾泰樹局長は、同フェアが今回で15回目となり、両国の大学間協力・交流や留学、産学連携を促進する場として、重要な役割を発揮していると説明した。同フェアは両国の大学間交流を基礎とし、双方の大学のためにハイレベルの対話プラットフォームを構築。双方の科学技術成果の転用や産学研協力を推進している。この日は他にも「中日学長個別会談」や「日本新技術展」「日本大学フェア」などの催しも行われた。「日本新技術展」の会場では人工知能(AI)やロボット、自動運転、バイオマテリアルなど、注目度の高い分野に関する40項目以上の最新研究成果が展示された。「日本大学フェア」では早稲田大学や大阪大学、名古屋大学など日本の大学35校がブースを設置。各校の留学生受入方針や入学手続きについて来場者に説明した。(記者/薛晨)<映像内容>「日中大学フェア&フォーラムinCHINA2019」開催の様子、撮影日:2019(令和元)年5月25日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2019052902982

  •  「新華社」第6回中国ロボットサミット、浙江省余姚で開幕
    03:00.43
    2019年05月09日
    「新華社」第6回中国ロボットサミット、浙江省余姚で開幕

    「機器智聯、賦能万物(ロボットとスマートを結びつけ、あらゆるものにエネルギーを)」をテーマとした第6回中国ロボットサミットおよびスマートエコノミー人材サミットが9日、浙江省の寧波(ねいは)市が管轄する余姚(よよう)市で開幕した。中国各地から80社近くのロボットやスマート製造に関連する企業が出展し、参加人数は6500人を超える見通し。浙江遠伝信息技術股份有限公司(UTRY)が開発した「小遠」は、主人の買い物に付いて荷物持ちをするスマートロボットで、レーザーセルフナビゲーション、自動追尾などの機能を搭載している。屋外では太陽エネルギーによるセルフ充電も可能で、省エネかつ環境に優しく、すでに多くの場面で活用されている。サミットでは、書道ができるロボット、「百戦百勝」負けなしの五目並べロボット、柔軟に動くアームが特徴の調理ロボットなど、遊び心のあるロボットが次々に登場し、多くの来場者が足を止めて体験した。開幕式で中国ロボットサミット(寧波市余姚市)専門家委員会が発足した。同委員会は政府、企業、社会、専門分野など各方面の人材を集めて、産業の発展計画、科学研究成果の実用化、プロジェクト誘致、技術交流・協力などのための総合的なハイエンド・シンクタンクサービスの提供を目的としている。サミットではすでに28のロボット・スマート製造プロジェクトが締結され、総投資額は121億6500万元(1元=約16円)となる。(記者/夏亮、李涛)<映像内容>第6回中国ロボットサミットの様子、撮影日:2019(令和元)年5月9日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2019051402240

  •  「新華社」パンダの栄養吸収機能が肉食動物により近いことが判明
    01:11.31
    2019年05月08日
    「新華社」パンダの栄養吸収機能が肉食動物により近いことが判明

    中国とオーストラリアの科学研究チームは、竹を主食とするジャイアントパンダが、栄養の消化吸収機能の面から見た場合、草食動物ではなく肉食動物に属することを発見した。研究成果はこのほど、米学術誌「カレント・バイオロジー」に掲載された。研究では、ジャイアントパンダが日常的に摂取するタンパク質と炭水化物の量が超肉食動物(hypercarnivore)の数値に近く、吸収するエネルギーの約半数以上がタンパク質由来であることから、オオカミや野生のネコ科動物に近いことを明らかにした。論文の責任著者で中国科学院動物研究所研究員の魏輔文(ぎ・ほぶん)氏はジャイアントパンダについて、食べ物の種類から見ると草食動物により近いが、食物を消化、吸収する栄養構造から見ると肉食動物に属すると説明した。魏氏の研究チームと豪シドニー大学の栄養生態学者、デビッド・ローベンハイマー氏のチームが行った研究によると、食肉目クマ科に属するジャイアントパンダは高度に特化した草食性があり、繊維性食物の摂取に適した頭骨や下顎筋肉組織、歯の形をしている他、竹をつかむのに使う「偽の親指」があり、肉食と関係があるとされる「うま味」を見極める能力を失っている。だが、ジャイアントパンダは肉食動物に類似した消化管や消化酵素、腸内微生物を持っている。研究の結果、ジャイアントパンダの進化の程度は従来考えられていたよりも低く、さらに言えば「表面的」で、消化系の変化がさほど大きくないことが判明した。このことからも、ジャイアントパンダが草食動物と肉食動物の特徴を兼ね備えている理由が説明できるという。(記者/周舟)<映像内容>ジャイアントパンダの食事などの様子、撮影日:撮影日不明、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2019050901182

  •  「新華社」中国科学者、植物の免疫メカニズムを解明
    00:57.98
    2019年04月08日
    「新華社」中国科学者、植物の免疫メカニズムを解明

    人体の免疫機能は知られているが、植物は外部からの病原菌の侵入をどうやって撃退しているのだろうか。中国の科学者はこのほど、植物の病害虫を防ぐ「見張り役」である「抗病小体」の存在とそのメカニズムを初めて解明した。この発見は植物の病害抵抗性を高め、農作物を病虫害から守るための理論的な柱となる。研究成果は5日、米学術誌「サイエンス」のオンライン版に掲載された。研究論文の共同責任著者で中国科学院遺伝・発育生物学研究所の周倹民(しゅう・けんみん)研究員は、25年前に科学者が植物細胞内で免疫機能を発揮する「抗病タンパク質」の存在に既に気付いていたが、それが病原菌の侵入をどうやって防いでいるのかを長年解明できずにいたと説明。今回の研究はその防御メカニズムを解き明かしたものだと述べた。研究によると、「抗病タンパク質」は一連の中間プロセスを経て「抗病小体」を生成することができる。外部から病原菌が侵入すると、「抗病小体」は細胞質膜に向かって直接指令を発し、植物細胞と病虫害を「一蓮托生」で死滅させる。周氏は「抗病小体」が植物細胞の死と免疫の実行役である可能性が高いと指摘している。農作物の病虫害は農業生産にとって重大な脅威だ。中国の耕地面積は地球全体のわずか8%だが、農薬使用量は全世界の3分の1を占めている。研究論文のもう一人の責任著者である清華大学生命科学学院の柴継傑(さい・けいけつ)教授は、長期にわたる農薬の大量使用が環境汚染を招き、残留農薬が食卓の安全を脅かしていると指摘。農薬使用の抑制や不使用によって安定した収量が上げられるかどうかは、農作物自体の病害抵抗性にかかっていると述べ、それを高めるには、まず植物免疫システムのメカニズムを知る必要があり、そこにこの研究の価値があるとの考えを示した。(記者/劉宇軒、董瑞豊)<映像内容>中国の科学者が植物の病害虫を防ぐ免疫メカニズムを説明する様子、撮影日:撮影日不明、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2019040801418

  •  「新華社」中国の研究者、室内空気が浄化可能な「スマート網戸」を開発
    02:04.80
    2019年02月19日
    「新華社」中国の研究者、室内空気が浄化可能な「スマート網戸」を開発

    中国安徽省合肥市にある中国科学技術大学の兪書宏(ゆ・しょこう)教授の研究開発チームはこのほど、短期間かつ低コストで製造可能な「スマート網戸」の素材を開発した。室内の空気浄化効率は最大99・65%に達し、50秒以内に空気中のPM2・5濃度を「深刻な汚染」レベルから「優」レベルまで低減できる。研究成果は米出版社CellPressが発行する学術誌「iScience」に発表された。兪氏のチームは「ディップコーティング・セルフアセンブリー(dip-coatingandself-assembly)」方式を通じて、従来の業務用ナイロンメッシュ(ポリアミド)を元に、柔軟性があり透明な大面積の「スマート網戸」素材の開発に成功した。約7・5平方メートルの「スマート網戸」製作コストはわずか約100元(1元=約16円)だという。これらの材料は、サーモクロミック顔料と組み合わせることで室内の照度を変えることができるだけでなく、高効率なスモッグ捕集装置として室内の空気を浄化することもできる。「スマート網戸」は、スモッグを浄化した後にエタノールに20分間浸すだけで元の状態に戻り、再使用できる。実験では、何百回洗浄をくり返した後でも、浄化効率は保たれているという。(記者/曹力)<映像内容>「スマート網戸」開発の様子、撮影日:撮影日不明、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2019021901141

  •  「新華社」中国の科学者、羽毛恐竜の進化に関して分子生物学的発見
    03:58.10
    2019年02月04日
    「新華社」中国の科学者、羽毛恐竜の進化に関して分子生物学的発見

    ジュラ紀(後期)に生息した恐竜アンキオルニスは、これまでに発見された中で最古の羽毛恐竜の一種で、直接的に化石が示す証拠が乏しいことから、その飛行能力の有無について議論が続けられてきた。このほど中国科学院南京地質古生物研究所の泮燕紅(はん・えんこう)博士らが発表した研究成果は、羽毛の初期進化の研究をする上での分子生物学的な根拠をもたらした。同研究は、アンキオルニスがある程度の飛行能力を備えてはいたが、鳥類と同等の飛行能力には至っていなかったことを明らかにした。泮博士は、現生鳥類の風切羽が主にβ-ケラチンで構成されており、この構造タンパク質が強じんさ、弾性と強度という特別な生体力学的特徴を(風切羽に)与えることで、飛行という要求に適応することが可能になる、との見解を示した。β-ケラチンから成るわずか3ナノメートル前後の構造繊維が、鳥類の飛行を支える分子構造の基礎となっている。同研究成果はこのほど、「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」オンライン版で発表された。(記者/夏鵬)<映像内容>羽毛恐竜の進化に関する研究発表、撮影日:撮影日不明、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2019020412899

  •  「新華社」【字幕あり】世界最古の花の化石、南京で発見
    01:32.54
    2018年12月19日
    「新華社」【字幕あり】世界最古の花の化石、南京で発見

    中国南京市の中国科学院南京地質古生物研究所を筆頭とする国際研究チームはこのほど、同市東郊外エリアで200個以上の古代の花の化石を発見した。研究によると、年代は今から少なくとも1億7400万年前で、これまで発見された中で最古の花の化石だという。この発見は被子植物の起源を約5千万年さかのぼらせるもので、研究者はこの花の化石を「南京花」と名付けた。南京花の化石の形状は現代の花と似ており、顕微鏡で見ると、がく、花びら、雄しべなど主要な構造がはっきりとわかる。へこんだ花托で形成された子房の上には棒状の花柱があり、典型的な子房下位の花である。関連の研究成果は18日に、ライフサイエンス分野で有名な学術雑誌「eLIFE」に掲載された。(記者/林凱、夏鵬)<映像内容>世界最古の花の化石が発見された様子、撮影日:撮影日不明、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2018122025794

  •  「新華社」中国の科学者、光量子コンピューターの集積化で画期的成果
    02:07.74
    2018年11月04日
    「新華社」中国の科学者、光量子コンピューターの集積化で画期的成果

    中国の研究者がこのほど、光量子コンピューターの集積化で画期的成果を上げた。同研究は量子システムの次元とスケールを新たなリソースとして利用し、光量子コンピューター専用機開発の道筋を切り開いた。権威ある国際学術ジャーナル「ネイチャー・フォトニクス」最新号に発表された研究結果によると、上海交通大学の金賢敏(きん・けんびん)教授のチームが初の光集積チップの物理システム拡張性に基づく光量子コンピューター専用試作機の開発に成功し「高速到達」(FastHitting)問題と呼ばれる量子加速アルゴリズムも実現させた。今年5月、金氏のチームは米科学誌「サイエンス」の関連誌に、世界最大規模の光量子計算集積チップを発表した。同チップを基に、研究者たちはある十分な拡張性を備えた六角形結合ツリー構造により、量子を高速でアルゴリズムの中核に到達させることに成功、また「フェムト秒レーザー直接描画」技術を通じた3次元光量子集積チップへの投影にも成功した。これにより、初の光集積チップの物理システム拡張性に基づく光量子計算専用試作機開発を達成した。この研究成果は検索や最適化、ソートなどの各種問題に応用でき、また天文シミュレーション、量子人工知能(AI)、量子位相光学などの新興の研究分野や技術を伸ばすことにもつながる。(記者/陳傑)<映像内容>光量子コンピューターの集積化で画期的成果、撮影日:撮影日不明、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2018110515972

  •  「新華社」南開大学の研究者ら、結核菌のエネルギー代謝の謎を解明
    02:01.28
    2018年10月29日
    「新華社」南開大学の研究者ら、結核菌のエネルギー代謝の謎を解明

    中国天津市にある南開大学の饒子和(じょう・しわ)院士率いる研究チームがこのほど、国内外の複数の研究機関と共同研究を実施し、結核菌のエネルギー代謝の謎を解明した。結核菌研究を大きく進展させるこの研究は、薬剤耐性結核に有効な新薬を開発する上で重要な基礎になるものと期待される。研究成果は26日、米学術誌「サイエンス」のオンライン版に掲載された。饒氏のチームは、高分解能クライオ(極低温)電子顕微鏡で研究対象となる細菌のエネルギー代謝システムの呼吸鎖スーパー複合物の構成を解析した。その結果に基づき、生物体内で発生するキノンの酸化と酸素還元につながる新しい電子の移転のメカニズムを究明した。饒氏は「われわれが研究しているこの複合物は薬物標的で、現在臨床試験第2相にある薬物分子は複合物の天然基質の結合を抑制することで、結核菌の有酸素呼吸の経路を遮断し、薬理作用を発揮する」と解説。今回の研究が関連医薬品の改良や類似医薬品の開発、さらにはより有効な新薬の開発を推進する役割を果たすとの見方を示した。<映像内容>結核菌のエネルギー代謝の謎を解明した発表会の様子、撮影日:撮影日不明、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2018103023941

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    02:16.91
    2018年09月02日
    「新華社」ブラジル国立博物館で出火大半の収蔵品が焼失か

    ブラジル・リオデジャネイロ北部にある、ブラジル国立博物館で2日夜、大規模な火災が発生した。火勢が強く、2千万点の収蔵品の大半が焼失した恐れがある。火災が発生したのは現地時間午後7時半(北京時間3日午前6時半、日本時間同7時半)ごろで、出火原因については現在、調査が行われている。出火当時、博物館は閉館しており、館内にいた4人の警備員はすぐに逃げ出し、死傷者はいなかった。現場では消防や軍、警察などが消火活動に当たっている他、多くの専門家も駆け付け、重要文化財があった場所について、消防隊員に指示している。博物館の広報事務局によると、火勢がとても強いため、収蔵品は全て焼失した恐れがあり、建物自体も倒壊の危険があるという。同博物館の3階建ての建物はかつて、ポルトガルとブラジル王室の官邸で、6月に開館200周年を祝ったばかりだった。テメル大統領は声明を発表し、国立博物館の収蔵品が焼失したことは、ブラジルにとって計り知れない損失であり、200年にわたる研究成果や知識が失われたと表明。帝国時代の王室が居住していた建築も被害を受け、国家の歴史が受けた損失はさらに計り知れないとし、「すべてのブラジル人にとって『悲劇的な日』だ」と嘆いた。(記者/張武岳、趙焱、陳威華)<映像内容>ブラジル国立博物館火災の様子、撮影日:2018(平成30)年9月2日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2018090722061

  •  「新華社」華南理工大学、脳制御式車いすを展示世界ロボット大会
    03:19.95
    2018年08月17日
    「新華社」華南理工大学、脳制御式車いすを展示世界ロボット大会

    中国北京市の亦創国際コンベンションセンターで15日から開催されている世界ロボット大会2018で、華南理工大学のBCI(BrainComputerInterface)チームが、研究成果である「BCI脳制御式車いす-ロボットアームシステム」を展示している。BCIチームのメンバーは17日、会場内の展示ブースで同システムを実演。脳波などの生理学的信号によって、車いすを動かしたり、物をつかむなどの操作を行い、来場者の注目を集めた。(記者/岳晨星、馬悦)<映像内容>世界ロボット大会で脳制御式車いすを実演、撮影日:撮影日不明、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2018101801287

  •  単純な構造でリアルな動き ムカデ型ロボットを大阪大が開発
    03:13.69
    2017年04月04日
    単純な構造でリアルな動き ムカデ型ロボットを大阪大が開発

    本物のムカデのようにしなやかに動くロボットを大阪大などの研究チームが開発した。人工知能や複雑な制御装置は搭載せず、玩具用のモーターを使ったシンプルな構造が特徴。落ち葉が積もる木立の中を身をくねらせながらリアルな動きを披露した。〈映像内容〉研究成果を説明する大阪大学大学院工学研究科の大須賀公一教授、落ち葉の積もる木立の間を身をくねらせながらリアルな動きを見せるムカデ型ロボットの様子、大須賀教授のインタビューなど。

    商品コード: 2017090200858

  •  平壌でスポーツ科学展示会 スポーツ用品など約1400件出品
    03:02.34
    2016年11月08日
    平壌でスポーツ科学展示会 スポーツ用品など約1400件出品

    北朝鮮の平壌で8日、スポーツに関する科学技術の研究成果や開発製品などを展示する「全国体育科学技術成果展示会」が開幕した。訓練用ソフトウェアや国産のスポーツ用品など約1400件が出品された。金正恩体制が力を入れる「スポーツの科学化」の一環。開幕式には、国家体育指導委員長を務める崔竜海朝鮮労働党副委員長が出席した。<映像内容>会場外観、会場内雑観、パラシュートのシミュレーションシステムや国産のサッカーボールなどのブースの様子、視察する崔竜海朝鮮労働党副委員長など、撮影日:2016(平成28)年11月8日、撮影場所:北朝鮮平壌

    商品コード: 2020100702110

  •  「普段と違うことばかり」文化勲章で天野教授
    02:56.74
    2014年10月24日
    「普段と違うことばかり」文化勲章で天野教授

    ノーベル物理学賞の受賞が決まり、文化勲章の受章者にも選ばれた名古屋大教授の 天野浩 (あまの・ひろし) さん(54)が24日、名古屋大で記者会見し「普段とかけ離れたことばかり続き、ただただびっくりしている」と喜びを語った。今後の研究課題に挙げている省エネルギー装置の開発では「日本の知力を合わせ、それぞれの得意分野を生かした取り組みができればよい」と述べ、世界をリードするため他の大学などと組織的に連携して研究を進める体制が必要だと訴えた。天野さんはノーベル賞の受賞決定時、フランスへ移動する航空機内にいた。会見で天野さんは「今回は日本にいることができて良かった。飛行機に乗っている間に、どこか異次元のスポットへ入ってしまい、それが今も続いているような感じだ」と笑いを誘った。受章理由の青色発光ダイオード(LED)開発は、大学院生だったころの研究成果。今年の文化勲章では最年少の受章決定者で「若手の代表として、国を引っ張る一人にならないといけない。なかなか難しいが」と照れた様子で話した。<映像内容>名古屋大で記者会見する天野浩教授、撮影日:2014(平成26)年10月24日、撮影場所:名古屋市千種区

    商品コード: 2019030605342

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