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「屈家嶺文化」の映像

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    01:18.87
    2021年12月27日
    「新華社」河南省の蘇羊遺跡、5千年前の多元的文化交流の証拠を発見

    中国河南省洛陽市宜陽県にある仰韶文化(ぎょうしょう、黄河中流域の新石器時代文化)を主体とした蘇羊遺跡で6カ月にわたり実施された調査と発掘で、長江流域の屈家嶺(くつかれい)文化の要素が濃厚な器物と、東北部の紅山文化の特徴を備えた獣頭石彫が見つかった。専門家は今回の発見について、屈家嶺文化の北への伝播が中原地域(黄河中・下流域)に及ぼした影響を知る貴重な新資料であり、約5千年前の河洛地域(洛陽を中心とした黄河と洛河が交わる平原)における黄河文明と長江文明の交流と融合を反映しているとの見方を示した。同遺跡は宜陽県の張塢(ちょうお)鎮にある。下村地区と蘇羊地区の南北2地区に分かれており、面積は60万平方メートルを超える。蘇羊地区では、比較的保存状態のよい仰韶文化中期の住居跡が多く出土した。うち、北西から南東へ部屋が並ぶ住居跡は、床が平坦でコンクリートのような硬さと滑らかさを持ち、倒壊した壁体も広範囲で見られた。北京大学考古文博学院の張海(ちょう・かい)副院長は「このような形式の住居は廟底溝遺跡(河南省陝県)で見つかっているが、洛陽地区では初めて」と説明。保存状態の比較的良い建築遺構は新石器時代中・後期の河洛地域の建築技術と建築文化を探る上で重要な資料になると述べた。同地区では、これまでに住居跡11カ所、灰坑と窯穴126個、溝1本を発掘し、土器や石器、骨器などが出土した。張氏は「蘇羊遺跡で最も驚かされたのは、異なる文明の要素が一つの遺跡に集まっていたことだ」と興奮気味に語った。灰坑の出土品は屈家嶺文化の要素を持つ土器が大半を占め、ある灰坑からは横装寛扁足盆形鼎や罐形鼎、双腹豆、圏足杯、花辺捉手器蓋、彩陶紡輪など復元可能な器物20点余りが見つかったという。仰韶文化後期の中原地域ですでに長江流域の屈家嶺文化と黄河中流の仰韶文化が深く交流し、衝突していたことを示唆している。このほか、同遺跡から出土した虎の頭に似た獣頭の石彫は、紅山文化の半拉山墓地で出土した獣頭の鉞(まさかり)の飾りと形状が極めて似ていた。張氏は「仰韶文化と紅山文化の間にも密接な交流があったことを基本的に証明している。しかも、それは上流階級で起こっていた可能性が高い」と語る。同遺跡は、洛陽と長安(現在の陝西省西安市)を結ぶ崤函(こうかん)古道の南ルートに位置しており、古くから文化交流の重要な結節点だった。張氏は、 =配信日: 2021(令和3)年12月27...

    商品コード: 2021122704903

  •  「新華社」河南で5千年前の玉器工房と首領墓見つかる新石器時代文化の研究に大きな意義
    01:38.11
    2019年05月28日
    「新華社」河南で5千年前の玉器工房と首領墓見つかる新石器時代文化の研究に大きな意義

    中国の考古学関係者はこのほど、玉の産出地として名高い河南省南陽市の独山から北東約3キロにある黄山遺跡で、仰韶文化期(紀元前5000~紀元前3000年ごろ)に計画的に建設され、玉石器製作の中心的役割を担った集落跡と屈家嶺文化(紀元前3000~紀元前2600年ごろ)の氏族首領のものと思われる高度な造りの墓葬を発見した。4月29日には考古学者20人近くが視察と検討のため現場を訪れた。左手に弓をとり、右手に玉鉞(ぎょくえつ、玉のまさかり)を持ち、手のそばには骨製の矢じりが積み上げられ、脚の上にはブタの下顎骨18点が敷かれている……5千年前のこの人物はどれほどの権力、武力、そして富を持っていたのだろうか。その身分が専門家と学者のさまざまな推測を呼んでいる。(記者/桂娟、袁月明)<映像内容>河南で発見された5千年前の玉器工房と首領墓の様子、撮影日:撮影日不明、クレジット:新華社/共同通信イメージズ

    商品コード: 2019052903003

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