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警視庁の家宅捜索を受けたオウム真理教(麻原彰晃教祖)の科学部門責任者である村井秀夫氏(36)らが七日午後、東京都千代田区の外国人記者クラブで会見し「サリンなどを製造したことはない」とあらためて疑惑を否定した。会見には、教団側から「科学技術省大臣」とされる村井氏をはじめ、上祐史浩外報部長(32)、青山吉伸顧問弁護士(35)の幹部三人が出席した。教団側は当初、三塩化リンを保管していた理由について「プラスチック製品製造の際に必要」としていたが、最近になって「最終的には農薬製造が目的」と主張を変更。村井氏は「本来の目的はDDVPという農薬を製造することだが、製造の途中過程でプラスチックもできる」と述べ、矛盾はないとした。また農薬を購入せず自家製造する理由については(1)安く製造できる(2)教団への不売運動があり、外部製品を購入しにくい(3)農薬製造自体が修行行為―などと説明した。さらに青山弁護士は「現在、国家によって宗教弾圧が行われている。憲法で保障されている信教の自由が侵され、ささいなことで逮捕されるなど人権侵害が続いている」と述べ、相次ぐ警察の強制捜査を批判した。〈映像内容〉外国人記者クラブでサリン疑惑を否定する上祐史浩氏、村井秀夫氏、青山吉伸氏、撮影日:1995(平成7)年4月24日、撮影場所:東京都千代田区 外国人記者クラブ
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登録日時: 1995年04月24日 00:00:00
「サリン製造ない」と説明 オウム教幹部が記者会見
警視庁の家宅捜索を受けたオウム真理教(麻原彰晃教祖)の科学部門責任者である村井秀夫氏(36)らが七日午後、東京都千代田区の外国人記者クラブで会見し「サリンなどを製造したことはない」とあらためて疑惑を否定した。会見には、教団側から「科学技術省大臣」とされる村井氏をはじめ、上祐史浩外報部長(32)、青山吉伸顧問弁護士(35)の幹部三人が出席した。教団側は当初、三塩化リンを保管していた理由について「プラスチック製品製造の際に必要」としていたが、最近になって「最終的には農薬製造が目的」と主張を変更。村井氏は「本来の目的はDDVPという農薬を製造することだが、製造の途中過程でプラスチックもできる」と述べ、矛盾はないとした。また農薬を購入せず自家製造する理由については(1)安く製造できる(2)教団への不売運動があり、外部製品を購入しにくい(3)農薬製造自体が修行行為―などと説明した。さらに青山弁護士は「現在、国家によって宗教弾圧が行われている。憲法で保障されている信教の自由が侵され、ささいなことで逮捕されるなど人権侵害が続いている」と述べ、相次ぐ警察の強制捜査を批判した。〈映像内容〉外国人記者クラブでサリン疑惑を否定する上祐史浩氏、村井秀夫氏、青山吉伸氏、撮影日:1995(平成7)年4月24日、撮影場所:東京都千代田区 外国人記者クラブ WEB不可
- 撮影: 1995(平成7)年4月24日、東京都千代田区 外国人記者クラブ
- 提供元: 共同
- データ詳細: SD / 29.97fps
- 商品コード: 2018081501717