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福建省福州市平潭県流水鎮北港村中国福建省福州市平潭県総合実験区北港村で、台湾の若者が立ち上げた「石は歌う」芸術村という名の起業基地がある。台湾の若い女性、林宜臻(りん・ぎしん)さんは起業チームの一員だ。林さんは大学を卒業して間もない2015年6月、兄夫婦について同県を訪れ、起業した。ある偶然のきっかけから、同県の東北端にある北港村に引き寄せられ、文化クリエーション、民宿、創作料理などの要素を集約した芸術村「石は歌う」を創立した。林さんは「石は歌う」と名付けた理由を、北港村のそばにある君山の石にインスピレーションを得たと紹介した。風と日差しに長年さらされた石は、叩くたびに異なる音を発し、叩いて楽曲を奏でることもできるという。林さんの彼氏の廖哲緯(りょう・てつい)さんも2018年の初め、台湾から北港村へやって来た。「石は歌う」起業チームには現在、林さんを含め両岸(中国大陸と台湾)の10人の若者が参加している。北港村は現在、両岸文化創意村として位置づけられ、平潭台湾起業パークの起業支援施設兼実践基地となっている。時が経ち、評判が広がり、ますます多くの旅行者が観光やレジャーでこの地を訪れ、台湾の文化クリエーションの細やかさと活力を体験し、海と石の物語に耳を傾けている。「石は歌う」芸術村は目下、両岸の文化クリエーションの交流の場にとどまらず、平潭観光の新名所にもなっている。(福州=新華社記者/張国俊)=2018(平成30)年9月7日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ
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登録日時: 2018年09月07日 00:00:00
「石は歌う」——福建省の漁村で起業の夢を追う台湾の若者
福建省福州市平潭県流水鎮北港村中国福建省福州市平潭県総合実験区北港村で、台湾の若者が立ち上げた「石は歌う」芸術村という名の起業基地がある。台湾の若い女性、林宜臻(りん・ぎしん)さんは起業チームの一員だ。林さんは大学を卒業して間もない2015年6月、兄夫婦について同県を訪れ、起業した。ある偶然のきっかけから、同県の東北端にある北港村に引き寄せられ、文化クリエーション、民宿、創作料理などの要素を集約した芸術村「石は歌う」を創立した。林さんは「石は歌う」と名付けた理由を、北港村のそばにある君山の石にインスピレーションを得たと紹介した。風と日差しに長年さらされた石は、叩くたびに異なる音を発し、叩いて楽曲を奏でることもできるという。林さんの彼氏の廖哲緯(りょう・てつい)さんも2018年の初め、台湾から北港村へやって来た。「石は歌う」起業チームには現在、林さんを含め両岸(中国大陸と台湾)の10人の若者が参加している。北港村は現在、両岸文化創意村として位置づけられ、平潭台湾起業パークの起業支援施設兼実践基地となっている。時が経ち、評判が広がり、ますます多くの旅行者が観光やレジャーでこの地を訪れ、台湾の文化クリエーションの細やかさと活力を体験し、海と石の物語に耳を傾けている。「石は歌う」芸術村は目下、両岸の文化クリエーションの交流の場にとどまらず、平潭観光の新名所にもなっている。(福州=新華社記者/張国俊)=2018(平成30)年9月7日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ WEB不可