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中国の伝統的工芸、銅製の七宝焼き「景泰藍」(けいたいらん)の作製技術を競うコンテストが11日、河北省廊坊(ろうぼう)市大廠(だいしょう)回族自治県で開幕した。コンテストは北京、内モンゴル、寧夏、山西、河北などの市(自治区、省)から30組57人の景泰藍製作者が参加し、15日まで行われる。コンテスト会場では、各参加者が直径約24センチの銅素地の皿1枚と封をされた図面を受け取り、図面を見て準備に十分な時間をかけてから制作に取り掛かった。参加者は細く柔らかく強度のある赤銅線をピンセットで図案に描かれた装飾の文様の形に曲げ、銅素地の上に貼り付けていく。注意深さが必要なだけでなく根気も必要な作業で、技術を競い合うだけでなく、相互学習の場所ともなる。景泰藍の制作工法は、青銅や磁器の工法を用い、同時に伝統的な絵画や彫刻の技術を多く取り入れており、中国の伝統工芸の集大成といえる。今回の大会は景泰藍の制作技術を全面的に見せるだけでなく、参加者が伝統的な景泰藍と現在の工芸、デザインを融合することを奨励している。【解説】同コンテストは「職人精神を磨き、産業ブランドを創造」をテーマとし「展示、論述、競争、表彰」の主なイベントを通して、景泰藍産業の歴史、発展、現状を全面的に示し、大家の職人としての精神を大いに発揚、大家の優れた技術を受け継ぐのを目指している。【解説】景泰藍は正式には「銅胎掐絲琺瑯」(どうたいこうしほうろう)と言い、明時代の景泰年間に流行し、制作技術も比較的成熟して、用いられた琺瑯のうわぐすりの多くが青色を主としていることから「景泰藍」と名付けられた。2006年には国家無形文化遺産に指定された。<映像内容>コンテストの様子、関係者のコメント、撮影日:2018(平成30)年9月11日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ ※白素材有り要問い合わせ
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登録日時: 2018年09月11日 00:00:00
「新華社」【字幕あり】「景泰藍」作製技術コンテスト開幕河北省大廠
中国の伝統的工芸、銅製の七宝焼き「景泰藍」(けいたいらん)の作製技術を競うコンテストが11日、河北省廊坊(ろうぼう)市大廠(だいしょう)回族自治県で開幕した。コンテストは北京、内モンゴル、寧夏、山西、河北などの市(自治区、省)から30組57人の景泰藍製作者が参加し、15日まで行われる。コンテスト会場では、各参加者が直径約24センチの銅素地の皿1枚と封をされた図面を受け取り、図面を見て準備に十分な時間をかけてから制作に取り掛かった。参加者は細く柔らかく強度のある赤銅線をピンセットで図案に描かれた装飾の文様の形に曲げ、銅素地の上に貼り付けていく。注意深さが必要なだけでなく根気も必要な作業で、技術を競い合うだけでなく、相互学習の場所ともなる。景泰藍の制作工法は、青銅や磁器の工法を用い、同時に伝統的な絵画や彫刻の技術を多く取り入れており、中国の伝統工芸の集大成といえる。今回の大会は景泰藍の制作技術を全面的に見せるだけでなく、参加者が伝統的な景泰藍と現在の工芸、デザインを融合することを奨励している。【解説】同コンテストは「職人精神を磨き、産業ブランドを創造」をテーマとし「展示、論述、競争、表彰」の主なイベントを通して、景泰藍産業の歴史、発展、現状を全面的に示し、大家の職人としての精神を大いに発揚、大家の優れた技術を受け継ぐのを目指している。【解説】景泰藍は正式には「銅胎掐絲琺瑯」(どうたいこうしほうろう)と言い、明時代の景泰年間に流行し、制作技術も比較的成熟して、用いられた琺瑯のうわぐすりの多くが青色を主としていることから「景泰藍」と名付けられた。2006年には国家無形文化遺産に指定された。<映像内容>コンテストの様子、関係者のコメント、撮影日:2018(平成30)年9月11日、クレジット:新華社/共同通信イメージズ ※白素材有り要問い合わせ WEB不可
- 撮影:
- 提供元: 新華社
- データ詳細: FullHD / 25fps
- 商品コード: 2018092015427