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中国雲南省デチェン・チベット族自治州徳欽県霞若郷の粗卡通村羅馬通轄区でこのほど、雲南キンシコウの活動の形跡が初めて発見された。同自治州にある白馬雪山国家級自然保護区曲宗貢生態定点観測ステーションの職員が赤外線カメラを回収し、記録内容を確認した際に発見した。保護区内の粗卡通・雲南キンシコウの個体群が存在することが裏付けられ、これまで同保護区になかった粗卡通キンシコウの映像資料が得られた。今回の映像には、雲南キンシコウが水を飲む様子が22秒にわたって記録されていた。映像には、雲南キンシコウ3匹が水を飲む心温まる場面が収められており、1匹は雄、1匹が雌であることも分かった。白馬雪山保護区德欽分局は2018年、雲南キンシコウ個体群の数量動態観測野外調査を行い、粗卡通村に生息する群れのふんと活動の痕跡を見つけたが、群れそのものの発見には至らなかった。職員はふんをもとに、約50匹余りの群れだろうと推測していた。この群れが実在しているという確証をつかむため、職員は2018年11月28日から2019年4月24日にかけて、曲宗貢ステーションが管轄する仔木通牧場や珠巴洛河など、12キロの範囲内に赤外線カメラ13台を設置して観測を行った。観測開始から5カ月、ついにこの群れの撮影に成功した。この映像資料は群れの保護観測活動を展開する上で重要な意義を持っている。(記者/楊静)<映像内容>雲南キンシコウの群れの様子、撮影日:撮影日不明、クレジット:新華社/共同通信イメージズ
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登録日時: 2019年05月24日 00:00:00
「新華社」雲南省粗卡通村でキンシコウの群れの撮影に成功
中国雲南省デチェン・チベット族自治州徳欽県霞若郷の粗卡通村羅馬通轄区でこのほど、雲南キンシコウの活動の形跡が初めて発見された。同自治州にある白馬雪山国家級自然保護区曲宗貢生態定点観測ステーションの職員が赤外線カメラを回収し、記録内容を確認した際に発見した。保護区内の粗卡通・雲南キンシコウの個体群が存在することが裏付けられ、これまで同保護区になかった粗卡通キンシコウの映像資料が得られた。今回の映像には、雲南キンシコウが水を飲む様子が22秒にわたって記録されていた。映像には、雲南キンシコウ3匹が水を飲む心温まる場面が収められており、1匹は雄、1匹が雌であることも分かった。白馬雪山保護区德欽分局は2018年、雲南キンシコウ個体群の数量動態観測野外調査を行い、粗卡通村に生息する群れのふんと活動の痕跡を見つけたが、群れそのものの発見には至らなかった。職員はふんをもとに、約50匹余りの群れだろうと推測していた。この群れが実在しているという確証をつかむため、職員は2018年11月28日から2019年4月24日にかけて、曲宗貢ステーションが管轄する仔木通牧場や珠巴洛河など、12キロの範囲内に赤外線カメラ13台を設置して観測を行った。観測開始から5カ月、ついにこの群れの撮影に成功した。この映像資料は群れの保護観測活動を展開する上で重要な意義を持っている。(記者/楊静)<映像内容>雲南キンシコウの群れの様子、撮影日:撮影日不明、クレジット:新華社/共同通信イメージズ WEB不可
- 撮影:
- 提供元: 新華社
- データ詳細: FullHD / 29.97fps
- 商品コード: 2019052402915