長岡技科大・上村教授が開発した製氷システム
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長岡技科大・上村教授が開発した製氷システム  長岡技術科学大学の上村靖司教授は、放射冷却で人工的に製氷するシステムを実用化した。冷媒の流路が凍らせたい水の表面に接触しないことで、放射冷却状態を発生させて上部から徐々に凍らせる。天然氷のように、氷の結晶が単一の方向に向かっていて、かつ結晶が大きい氷ができる。サカタ製作所(新潟県長岡市)と連携して、来春にも業務用として氷の発売を目指す。開発した製氷システムは、低温倉庫の中で使う。凍らせるためのユニットは、水をためた水槽の上に置く。そのユニットの中に、冷媒の流路が巡ったブロックがあり、ユニットとブロックの間には窒素が詰められ、水蒸気が入らないようにした。ブロックと水面は直に接触しない。冷媒にはエチレングリコール製の不凍液を採用し、マイナス10―マイナス20度Cの状態で使う。冷媒を通すと、水表面から熱が奪われ、1時間に1ミリ―2ミリメートルのペースで凍る。「バーなどの飲食店で使う氷なら、3日ほどで作れる。天然氷なら10日以上かかり、効率的に高品質な氷が作れる」と上村教授は胸を張る。原料水の取り扱いに気を配れば気泡が入らず、露天で製氷しないので不純物も入りにくい。同システムは現在、サカタ製作所とともに改善を進めている。同社が新規事業としてかき氷機の製造とレンタルに取り組んでいることを上村教授が知っていたため、連携を打診した。衛生面に配慮した環境で生産性の高い氷づくりに着手。水質が良好な新潟県の水をアピールし、地域活性化も図って来春の自社での氷販売を視野に入れる。上村教授は、2020年の製氷システム本体の発売を検討しており、パートナー企業も募っている。=2019(令和元)年10月29日、撮影場所不明、クレジット:日刊工業新聞/共同通信イメージズ 「日刊工業新聞」

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登録日時
2019/10/29 11:34:51
種別
画像 / 報道
提供元
日刊工業新聞

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